注目のスタートアップ

図面管理システム「ズメーン」を運営する「Fact Base」が44億円調達

company

2025年11月27日、株式会社Fact Baseは、総額44億円の資金調達を発表しました。

引受先は、Insight Partners Inc.(本社:アメリカ・ニューヨーク)です。

Fact Baseは、図面管理システム「ズメーン」を運営しています。

図面と関連資料をクラウドで一元管理し、設計から調達・製造に至るまでの情報共有と受発注プロセスの効率化に貢献しています。

今回調達した資金は、海外での採用体制のさらなる強化に活用します。これにより現地市場に即したマーケティングを推進します。

2026年には欧州圏への進出を予定しています。


中小製造業は、大手企業のサプライチェーンを支えるなど、国内製造業において重要な役割を担っています。一方で、中小製造業は日々の業務に追われ、経営課題の解決に十分な時間を確保できないという現実があります。

経営改善の手段としてデジタル化やDXが期待されているものの、ツールの習熟に時間を要し、既存業務を圧迫するリスクがあるため、導入が難しいという課題も存在します。したがって、現場に無理なく導入でき、業務プロセスを大きく変えることなく効率化を実現できる仕組みが求められています。

こうした背景のもと、Fact Baseは図面管理を基盤に情報の一元管理と共有を可能にする図面管理システム「ズメーン」を提供し、中小製造業の生産性向上を支援しています。

デジタル化は、これまで非効率的だった業務を効率化してくれる可能性があります。企業の利益を最大化するために重要な取り組みであるため、もし非効率的な業務があるのならば、最適なソリューションを探すことが必要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

また、システム投資においては資金調達の実施も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達ノウハウについても詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Fact Base ズメーン ものづくり 図面 図面管理 図面管理システム 株式会社 海外展開 管理システム 製造業 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ISMS・Pマークオートメーションツール「SecureNavi」などを提供する「SecureNavi」が4.6億円調達
2023年11月15日、SecureNavi株式会社は、総額4億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SecureNaviは、ISMS・Pマークオートメーションツール「SecureN…
社会・産業インフラ向けロボットや特殊環境対応型ロボットを開発・提供する「イクシス」が10億円調達
2022年6月30日、株式会社イクシスは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 イクシスは、社会・産業インフラ向けロボット・特殊環境対応型ロボットなどの開発・販売や、AI・IoT・IC…
「ジャフコグループ」がプラスチック製品製造会社の「協和」に資本参加
2022年7月22日、ジャフコグループ株式会社は、協和株式会社に対し戦略的パートナーとして資本参加したことを発表しました。 協和は、1953年に設立されたプラスチック製品製造会社です。 金型設計から射…
「中小企業海外ビジネス人材育成塾」(受講無料)
日本貿易振興機構(JETRO)は、「中小企業海外ビジネス人材育成塾」の受講者を募集しています。 すでに輸出実績や英語による商談経験がある海外営業担当者が、海外売上の継続・拡大を目指すための「攻め」の営…
サプライチェーンリスク管理プラットフォーム運営の「Resilire」が1.5億円調達
2021年9月1日、株式会社Resilireは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 サプライチェーンリスク管理プラットフォーム「Resilire」を運営しています。 サプラ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集