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遊覧・スカイタクシー事業などを展開する「Space Aviation」が17.4億円調達

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2025年10月20日、Space Aviation株式会社は、総額17億4000万円の資金調達を発表しました。

Space Aviationは、遊覧・スカイタクシー事業、ヘリコプターおよび飛行機の教育・訓練事業、航空機の売買・管理事業、ヘリポート開発・運営事業を展開しています。

現在、北海道から沖縄まで、全国9拠点を結ぶ広範な運航ネットワークを構築しています。

今回調達した資金は、海外展開に向けたロールアップM&Aの実行資金として活用します。


ヘリコプターは、報道、救急、災害救助での利用が目立ちますが、一般の移動やレジャー用途でも実用性があります。ヘリコプターは垂直離着陸が可能なため滑走路を必要とせず、都市近郊から滑走路のない離島に直行するといった移動も実現できます。

一方で、ヘリコプターは固定翼機と比べて速度・航続距離・搭載量で劣るため、経済性の面で不利とされ、観光や旅客輸送では主に富裕層を対象にしたサービスが中心となってきました。

Space Aviationは、このイメージを変えるため、幅広い価格帯のフライト商品を各地で展開し、一般利用のハードルを下げる取り組みを行っています。加えて、将来的な社会実装が期待される次世代型エアモビリティの導入にも積極的に取り組み、移動手段としての普及を目指しています。

事業の大きな成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
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