中小機構アクセラレーションプログラム「FASTAR」第14期公募開始

subsidy

2025年10月20日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、アクセラレーション事業「FASTAR」第14期の公募を発表しました。

「FASTAR」は、IPOやM&Aなどを視野に入れたユニコーン企業や地域有力ベンチャーを目指すスタートアップや個人に対して、専門家が伴走しながら事業成長を目指すプログラムです。

支援方法

・中小機構の専門家が専任メンターとして、事業戦略や経営課題解決のためメンタリングを約1年間継続的に行い、事業計画のブラッシュアップを伴走支援します。
・外部メンターのオンデマンドメンタリングにより、その道のエキスパートからの助言などで事業戦略の解像度をより高めます。
・支援イベントの開催により、スタートアップの成長に必要なナレッジを提供します。
・中小機構の支援メニューを活用し、実証実験やテストマーケティングのパートナー探索、PoCの検証をサポートします。
・VCや大企業へのピッチ機会の提供や個別のマッチングなどで、資金調達や事業提携の機会を創出します。

支援対象

グローバル規模や地域に根差した社会課題解決、既存産業の変革を目指し、次のような課題
に向き合うスタートアップまたは起業予定の個人
・事業計画の策定やブラッシュアップをしたい
・プロダクト・サービスの実証、販路開拓をしたい
・資金調達先を探したい
・研究開発成果の事業化を目指したい
・資本政策や組織体制の整備計画を検討したい

応募条件

・創業から原則5年以内、または、創業前であること
・企業ステージは創業前(プレシード期)、シード期またはアーリー期の企業

公募期間

2025年10月20日(月)~2025年12月4日(木)12:00


アクセラレーションプログラムは、シード期やアーリー期のスタートアップに対し、資金・専門知識・ネットワークなどのリソースを集中提供して短期間での事業成長を促す仕組みです。これにより、早期の事業検証、顧客獲得、資本調達の速度を高め、スケールに必要な能力を効率的に獲得できます。

「FASTAR」は中小機構が主催するアクセラレーションプログラムで、ユニコーンやIPOを目指す企業、地域発展の中核となる企業の育成を目的に支援を行っています。支援対象はものづくり、ロボット工学、エネルギー、IT、ヘルスケア、医療、創薬など広範で、中小機構はこれまでの支援実績にもとづくノウハウを提供しています。

過去の採択企業や起業家の成長事例は「FASTAR」のウェブサイトで公開されており、支援の効果を具体的に確認できます。

アクセラレータープログラムなどでは、他企業との協業もメリットです。自社にはないリソースを活用できるため、ビジネスを大きく成長させることもできるでしょう。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、協業できる会社を見つけるための一歩として、人脈を作るためのノウハウを詳しく解説しています。

また、ビジネスを成長させるには資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 公募
関連タグ FASTAR アクセラレーション アクセラレーションプログラム アクセラレーター スタートアップ 中小企業基盤整備機構 中小機構 公募 第14期 起業家
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

令和5年度「自動車事故被害者受入環境整備事業(自動車事故対策費補助金)」
国土交通省は、令和5年度「自動車事故被害者受入環境整備事業(自動車事故対策費補助金)」の公募を開始したことを発表しました。 交通事故により重度の後遺障害を負った人を介護する家族の高齢化の進展等により、…
「中小企業DX推進に係るスタートアップ支援事業」(第2期)
東京都は、「中小企業DX推進に係るスタートアップ支援事業」第2期募集を開始したことを発表しました。 「中小企業DX推進に係るスタートアップ支援事業(DX Scrum Teamプロジェクト)」は、中小企…
【東京都】「事業承継支援助成金」【最大200万円助成】
令和7年度第1回「事業承継支援助成金」のご案内です。 公益財団法人東京都中小企業振興公社の助成金事業です。 事業承継、経営改善を実施する過程において活用する外部専門家等に委託して行う取組に対し、その経…
中小機構アクセラレーションプログラム「FASTAR」2023年度第9期公募 5/31締切
独立行政法人中小企業基盤整備機構は、中小機構アクセラレーションプログラム「FASTAR」の2023年度第9期の参加企業の募集を開始したことを発表しました。 「FASTAR」は、中小機構のリソースを活用…
「中小企業省力化投資補助事業(カタログ型省力化補助金)」応募・交付申請の手引き等が更新
2024年10月3日、「中小企業省力化投資補助事業(カタログ型省力化補助金)」における「応募・交付申請の手引き」「申請における留意事項」「補助事業の実施及び実績報告における留意事項」が更新されました。…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集