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2025年10月20日産業用3Dデータ処理に特化したAIスタートアップ「bestat」が1億円調達

2025年10月20日、bestat株式会社は、総額1億円の資金調達を発表しました。
bestatは、産業用3Dデータの処理に特化したAIスタートアップです。
3Dデータの自動生成・管理・活用AIエージェント「3D.Core」の提供や、3Dデータ処理API提供、デジタルツイン構築といった事業を展開しています。
「3D.Core」は、製造業やインフラ・土木現場などにおける3Dデータ活用に貢献するAIエージェントです。今後、CAD・BIM/CIMとの連携、さらには撮影・計測・点検・見積の自動化までを見据えています。
年度内に、AIエージェントの第一弾を開発し、3Dデータの生成から報告書作成業務までをワンストップで作成することが可能になる予定です。
今回調達した資金は、事業開発人材やソフトウェアエンジニアの採用に活用します。
産業における3Dデータ活用は、設計データを単なる図面ではなく立体情報として扱い、設計・製造・検査・運用の各段階で「可視化」「シミュレーション」「再利用」を可能にする取り組みです。これにより、設計効率の向上、現場での設計・製造データの即時活用、設計段階での動作検証や最適化、品質管理と検査の効率化などを実現します。
bestatが提供する「3D.Core」は、3Dデータの生成・管理・活用をワンストップで支援するシステムです。主に製造業やインフラ・土木現場での3Dデータ活用に貢献しています。
製造業やインフラ・土木現場は労働力不足や職人不足が深刻な課題となっており、テクノロジーとデータの活用による業務の革新が喫緊の課題となっています。3Dデータの活用はこれら業界のDXを進めるために重要な要素のひとつです。
事業の大きな成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
カテゴリ | 有望企業 |
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