創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年9月26日東北大学発バイオテックスタートアップ「bionto」が6000万円調達

2025年9月25日、株式会社biontoは、総額6000万円の資金調達を発表しました。
biontoは、東北大学大学院工学研究科の西澤松彦教授が開発した独自の生体イオントロニクス技術を基盤技術とするバイオテックスタートアップです。
皮膚から非侵襲的に薬剤を投与できるドラッグデリバリーシステム(DDS)を可能にするプロダクト(高速浸透ニードルデバイス)を開発しています。
今回調達した資金は、ホームヘルスケアデバイスとしての製品開発、エンジニアや企画開発人材の採用拡大、ヘルスケア・製薬・医療機器企業とのアライアンス構築に活用します。
生体イオントロニクスとは、イオンとエレクトロニクス(電子工学)を組み合わせた技術分野です。人体を構成する水分に含まれるイオンの動きを利用し、情報やエネルギーを制御・伝達することを可能にします。
この技術は、薬物の経皮送達効率の向上、生体信号の高感度検出、生体由来物質を利用した発電など、さまざまなイノベーションの創出に寄与することが期待されています。
biontoはこの生体イオントロニクス技術を基盤に、医療現場での治療から、ホームヘルス・メディカルケアまで広範囲に活用できるソリューションの提供を目指しています。
現在、非侵襲な薬剤投与を実現する高速浸透ニードルデバイスを開発しています。このデバイスは、電気の力で皮膚内に一方向の水流を生み出すことで、多量かつ高速での薬剤投与を実現します。
このような次世代の注射器は、注射時の痛みや恐怖心を抑えることで患者の医療行為への抵抗感を低減し、受診率や治療継続率を高めます。また、在宅自己注射の普及にとっても重要です。これにより、在宅医療やホームヘルスケアの高度化や質の向上も期待できます。
事業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーが見込める他社との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | スタートアップ バイオ 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年8月21日、建ロボテック株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 建ロボテックは、建設現場に特化した省力・省人化ロボットソリューションの開発・提供や、スマー…
2024年6月17日、株式会社ティアフォーは、総額85億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ティアフォーは、オープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware」の開発を先導しています。 ま…
2024年2月21日、つばめBHB株式会社は、総額約53億円の資金調達を実施したことを発表しました。 つばめBHBは、小型分散型アンモニア製造プラントの社会実装・商用化を目指しています。 世界初となる…
首相官邸の公式YouTubeチャンネルにおいて、「加速するスタートアップ」と題したトークセッションを公開しています。 政府は、スタートアップエコシステムの確立のため、2022年から「スタートアップ育成…
2025年6月20日、株式会社クエストリーは、総額2億6000万円の資金調達を発表しました。 クエストリーは、エンタメ分野に特化したコンテンツファイナンス事業を展開しています。具体的には、アニメやゲー…

