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訴訟・仲裁ファンドを運用する「Trailblaze Asset Management」が2.8億円調達

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2025年8月21日、株式会社Trailblaze Asset Managementは、総額約2億8000万円の資金調達を発表しました。

Trailblaze Asset Managementは、基幹ファンド「訴訟・仲裁ファンド」の組成・運営、オルタナティブ/プライベートクレジットファンドの組成・運用を行っています。

アジア太平洋および米国市場における投資機会の限られた分野に注目し、プライベートクレジットおよびスペシャルシチュエーションを中核とした、経済変動と相関しないオルタナティブ投資戦略を展開しています。

今回調達した資金は、人材への投資、基幹ファンドの規模拡大、海外ファンドやパートナー企業とのJV/Co-GP Fund設立、他プライベートクレジット領域への参入などに活用します。


訴訟・仲裁ファンドは、紛争の当事者と利害関係のない第三者が、訴訟・仲裁に必要な手続き費用を成功報酬型で提供する仕組みです。日本でもすでに訴訟や仲裁において活用されています。

国際ビジネスにおける紛争は、事案が複雑になり、手続き費用が高額となるケースが多く見られます。そのため、正当な理由であっても、費用面から法的な争いを断念してしまうことがあります。訴訟・仲裁ファンドはこうした企業を費用や専門性の面でサポートする存在です。

訴訟・仲裁ファンドは、とくに米国を中心に成長しています。国内では、近年になって本格的な訴訟ファンドが組成され、国際ビジネスの拡大に伴って注目が高まっています。中長期的にはアジア太平洋地域での展開が加速すると見込まれています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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