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健康管理サービス「けんさぽ」を提供する「Personal Health Tech」が資金調達

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2025年7月10日、株式会社Personal Health Techは、資金調達を発表しました。

引受先は、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズです。

Personal Health Techは、従業員の健康管理サービス「けんさぽ」や、ヘルスケアプラットフォーム「ログシル」を提供しています。

「けんさぽ」では、企業向け「けんさぽ for business」など、各事業者に合わせたソリューションを提供しています。

「けんさぽ for business」では、健康管理システム、データ入力、予約業務、二次検診の勧奨など、健康診断業務の代行をセットで提供しています。

今回の資金調達をきっかけに、ヘルスケア領域におけるAIを活用した新サービスや新事業の展開を行うNTTグループとの連携をさらに深め、社会課題の解決に向けた取り組みを推進します。


かつて、従業員の健康管理は「個人の責任」とされ、企業の関与は最小限にとどまっていました。しかしながら、過労死や自殺といった深刻な労働関連の問題が顕在化し、企業の社会的責任が厳しく問われるようになりました。

この流れを受け、近年では企業において健康管理を重要な経営課題として捉え、企業や組織の成長を目指す経営戦略が広まっています。

健康管理が企業経営に与える影響は多岐にわたりますが、とくに生産性と離職率において強い関連が認められます。

研究によれば、病欠者の発生による人員減少だけでなく、出勤している体調不良者の存在によって、人員減少による損失を上回る生産性の低下が生じていることが示されています。したがって、従業員を健康に保つことで、生産性を向上させることができます。

また、健康的な職場環境が整備された企業では、従業員の定着率が高く、結果として採用コストや人材不足の課題が軽減される傾向があります。とくに人材確保が難しい業界では、健康管理が戦略的施策として位置づけられています。

心身の状態は仕事をするために重要です。また、人を雇う場合、自分だけではなく従業員の状態も管理しなくてはなりません。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「オフィス移転手帳」では、ストレスチェック実施のノウハウについて詳しく解説しています。

また、働きやすい環境を整備することも重要であり、そのための資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

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カテゴリ 有望企業
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