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料理人のレシピ・技などを配信する動画メディア「味道 -MIDO-」を運営する「Chef’s Link」が資金調達

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2025年6月5日、Chef’s Link株式会社は、資金調達を発表しました。

Chef’s Linkは、動画メディア「味道 -MIDO-」の運営や、企業向けタイアップ事業、地域活性化事業を展開しています。

「味道 -MIDO-」は、日本を代表する料理人のレシピ・技・信念を配信する動画メディアです。2025年6月時点で200本以上の動画を配信し、Webサイト会員数は5000人、YouTube登録者数は4万8000人に達しています。

企業向けタイアップ事業では、料理人とのネットワークや、料理人の持つノウハウ、メディア事業を通じて蓄積された食のストーリーを活用し、企業のブランド価値向上を支援しています。

地域活性化事業では、地域の食文化・食産業のストーリーの深掘りと発信、それらを活用した観光コンテンツの開発などを支援しています。

今回調達した資金は、各事業の強化・拡大の加速に活用します。


和食がユネスコの「無形文化遺産」に登録されたのは、2013年12月のことです。

和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたのは、単に料理の技術や味が評価されたからではなく、自然との共生、精神的な価値、社会的な役割が重視されたためです。

近年、観光分野ではインバウンド需要の獲得が進んでいますが、訪日観光客が旅行の目的として「食」を第一に挙げるように、日本の食の魅力は国外にも広まっています。

一方で、国内の食産業は、コロナ禍によって大きな打撃を受けたほか、農林水産業に従事する生産者の減少、料理人を含む飲食業従事者の減少など、複数の課題を抱えています。

こうした背景を踏まえ、Chef’s Linkは、日本の食文化の継承と発展を目指し、動画メディア「味道 -MIDO-」の運営をはじめとする、複数の事業を展開しています。

ビジネスを成長させるには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関する情報を掲載しています。

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