注目のスタートアップ

美容医療口コミ・予約アプリを開発・運営する「トリビュー」が6億円調達

company

2025年1月29日、株式会社トリビューは、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。

シリーズCラウンドでの調達額は総額23億円となり、累計調達額は約40億円となります。

トリビューは、美容医療口コミ・予約アプリ「トリビュー」を開発・運営しています。

美容クリニックや施術に関する口コミや、クリニック・ドクターごとの強み・専門性などの情報を伝える美容医療の口コミ・予約アプリです。

予約や口コミデータを公開することで、ユーザーが自身の悩みや希望に合った専門性を持つ美容クリニック・ドクターに出会いやすい環境を提供しています。

今回の資金は、「トリビュー」のさらなる認知拡大を目的としたマーケティング、人材採用などに充当します。


美容医療では、非外科的施術(メスを使わない施術)の普及が進み、市場が拡大しています。

非外科的施術には、ダウンタイムが短い、外科的施術と比べて費用が抑えられる、気軽に受けやすいといったメリットがあります。こうした施術の認知度が向上したことで、今後さらに市場の成長が期待されています。

一方で、美容医療は自由診療であり、クリニックごとに価格や施術の手法が異なるため、自分に合ったクリニックを見つけることが難しいという課題があります。また、美容医療は専門性が高く、提供される情報の正確性をユーザーが判断しにくいという問題もあります。

トリビューは、これらの課題を解決するために、美容医療の口コミ・予約アプリ「トリビュー」を運営しています。今後は、美容医療に関するビッグデータを活用した新サービスの開発や、訪日インバウンド需要を含むグローバル市場の開拓を進めていくとしています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ アプリ クリニック データ 予約 医療 口コミ 専門 情報 株式会社 美容 美容医療 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

アフリカ最大の小売店プラットフォーム構築を目指す「WASSHA」が10.1億円調達
2019年11月8日、WASSHA株式会社は、総額10億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 未電化地域向け電力サービス「WASSHA」を提供しています。 安定した収入を持たない層に…
リモートセンシングで得られたデータを地理空間情報と時系列情報によって処理解析する「スカイマティクス」が13億円調達
2022年3月1日、株式会社スカイマティクスは、総額約13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 リモートセンシングで得られたデータを、地理情報システム(GIS)技術によってWeb上に再現し、時…
点検業務に関連するロボットやAIを開発する「オングリットホールディングス」が8,000万円調達
2022年4月25日、オングリットホールディングス株式会社は、総額約8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 点検業務に関連するロボットや人工知能システム(AI)の開発や、インフラ点検事…
Generative AIをゲーム開発に用いるツールを開発する「Witchpot」が1,200万円調達
2023年4月3日、株式会社Witchpotは、1,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Witchpotは、Generative AIをゲーム開発に用いるツールの開発、ゲーム開発でGe…
藻類産業構築プロジェクト「MATSURI」を主導する「ちとせグループ」が73億円調達
2025年3月10日、ちとせグループの統括会社CHITOSE BIO EVOLUTION PTE. LTD.(本社:シンガポール、CEO:藤田朋宏)は、総額73億円の資金調達を実施したことを発表しまし…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集