注目のスタートアップ

訪問看護事業を展開する「ウィルホールディングス」が10億円調達

company

2024年9月4日、ウィルホールディングス株式会社は、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ウィルホールディングスは、24時間365日すべての人を対象とした訪問看護サービスを提供しています。

ケアのアウトカム・標準化にも注力しており、自社でオハマシステムをベースとした「WyLクラウド」を開発し、日常業務で利用しています。

今回の資金は、訪問看護事業の拡大や、医療ケア住まいの新展開などに充当します。


訪問看護とは、病気・障害などによって療養をしながら自宅で生活をしている人を対象に、医療従事者が訪問し、主治医の指示や連携によって看護を行うサービスです。

厚生労働省の報告によれば、訪問看護の利用者数は増加傾向にあります。2022年の訪問看護利用者数は、要支援・要介護合わせて約69万人です。

今後も訪問看護のニーズは高まっていくことが予測されていますが、訪問看護においてもやはり人手不足が課題であり、サービスの質を保持あるいは向上させながら業務効率化を図ることが重要なテーマです。

ウィルホールディングスは、全国27事業所で訪問看護事業を展開しています。その特徴は、自社開発の「WyLクラウド」を利用するなど、ITによってケアの効率化を図っている点です。

また、ミッションに「全ての人に、家に帰る選択肢を」を掲げており、それを実現するため、家自体を提供する「医療ケア住まい」を展開していく計画です。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達やシナジーのある企業などとの提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ WyL WyLクラウド ウィルホールディングス 医療ケア住まい 在宅 在宅ケア 在宅医療 株式会社 看護 訪問看護 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

親子でさまざまな職業を深掘りできるWebサービス「Dream Produce」(β版)がバージョンアップ 「キャリア能力通信簿」機能などを追加
2022年11月22日、株式会社Dream Produceは、「Dream Produce」をβ版Ver.2.0にバージョンアップしたことを発表しました。 このバージョンアップにより「キャリア能力通信…
電気自動車充電サービス「WeCharge」提供の「ユビ電」が「オリックス」から資金調達
2022年9月27日、ユビ電株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、オリックス株式会社です。 また、オリックス自動車株式会社と業務提携契約を締結したことも併せて発表しています。 …
オーダーメイドによるAI・人工知能ソリューション「カスタムAI」を開発・提供する「Laboro.AI」が4社から出資を受け入れ
2022年9月14日、株式会社Laboro.AIは、日本ガイシ株式会社・三井化学株式会社・株式会社ゼンリン・株式会社SCREENホールディングスの4社による出資を受け入れたことを発表しました。 Lab…
医療支援クラウドサービス「LOOKREC」を提供する「エムネス」が「QRインベストメント」から資金調達
2023年11月21日、株式会社エムネスは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社北國フィナンシャルホールディングスグループの株式会社QRインベストメントです。 エムネスは、医療支…
EV充電サービス「WeCharge」を運営する「ユビ電」が3.5億円調達
ユビ電株式会社は、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は12億6,800万円に達し、2023年5月までシリーズBの資金調達を継続する予定です…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集