創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年7月22日日本企業の海外進出をワンストップで支援する「アジアンブリッジ」が9.7億円調達
2024年7月19日、アジアンブリッジ株式会社は、総額9億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
アジアンブリッジは、日本企業の海外進出支援を手がけています。
台湾・タイに現地法人を設立し、海外でのマーケティング、EC販売支援、海外のオフライン販売支援、貿易、フルフィルメントなどの支援をワンストップで提供しています。
今回の資金調達により、生成AIを活用した海外進出マーケティングサービスなどの日本企業の海外進出を支援するサービスラインナップの拡充や、台湾・タイ現地法人に次ぐ新たな海外拠点の立ち上げを行います。
国内市場は人口減少の影響を受けて長期的に縮小が見込まれています。
そのため、事業成長のため、海外市場開拓に高い注目が集まっています。2023年には輸出額は過去最高となり、100兆8,865億円となりました。
一方で、海外展開にはさまざまな課題もあります。
まず問題となるのが言語の問題です。貿易は複雑な業務であることから、コミュニケーションのミスが大きなトラブルにつながる可能性があります。
また、文化の違いも問題のひとつです。海外は日本と文化が異なるため、日本で認められた製品・サービスをそのまま持ち込んでも上手くいくという保証はありません。したがって、海外展開の場合は、海外の文化・ニーズをよく理解し、製品・サービスを調整することが重要です。
ほかにも、人材確保も海外展開の課題となります。現在日本は人手不足にあることから、海外展開に向けた人材確保が困難な状況にあります。
こうした背景のもと、日本企業の海外展開・海外進出を支援する企業・サービスのニーズが高まっているのです。
ビジネスのさらなる成長には戦略的な資金調達やシナジーが見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB EC アジアンブリッジ フルフィルメント マーケティング ワンストップ 企業 支援 株式会社 海外 海外展開 海外進出 現地法人 販売支援 貿易 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年2月22日、株式会社WE UPは、総額5,900万円の資金調達を実施したことを発表しました。 WE UPは、ノーコード・プログラミング不要でWebサイト上のサービスガイドを作成できるデジタル…
東京都は一時支援金等の受給を受けた方向けに緊急支援を実施することを発表しました。 専門家の派遣 経営安定化などの取組みに係る経営課題を解決するために専門家を派遣。 ・費用:無料 ・回数:1社4回まで …
2022年2月24日、株式会社SUPWATは、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 製造業における研究開発・設計・生産領域において蓄積されたデータを活用し、業務プロセスの標…
2022年2月23日、ベースフード株式会社は、総額20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 完全栄養食品「BASE FOOD(ベースフード)」を展開しています。 2022年2月現在、完全栄養パ…
2023年8月9日、沿線まるごと株式会社は、JR東日本グループのCVCのJR東日本スタートアップ株式会社が設立したJR東日本ローカルスタートアップ合同会社から出資を受けたことを発表しました。 沿線まる…
大久保の視点
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の九州予選である「KYUSYU REGIONAL 2024」が、2024年8月27日(火)に開…
創業手帳代表も執筆陣に参加。注目のスタートアップ本 起業家教育が近年注目を浴びています。しかし、スタートアップはまだ新しい領域であり、不確実性も高く、学問に…
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の東京予選である「TOKYO REGIONAL 2024」が、2024年7月19日(金)に開催…