令和6年度「東京都中小企業知的財産交流・研究会」参加企業募集

subsidy

公益財団法人東京都中小企業振興公社は、令和6年度「東京都中小企業知的財産交流・研究会」参加企業の募集について発表しました。

東京都知的財産総合センターで支援している中小企業の経営者または知財担当者が、月に1回程度集まり、知的財産について参加企業間の情報交換・情報共有をしつつ討議を行い、知財に関して啓蒙を図り交流を深める会です。

令和6年度の活動

次の5グループで活動します。各グループの人数は概ね10名前後で、東京都知的財産総合センターのアドバイザーが担当し、進行助言します。必要に応じ、外部講師を招聘したセミナー等を実施します。

Gr No テーマ名 活動予定の概要
1 特許出願戦略と係争予防 企業リスク〔特許係争防止〕の低減のためには、自社特許の出願戦略と他社特許の侵害予防対策が基本であり、その具体的手法等を検討していきます。
2 商標・意匠と著作権 各社の意匠・商標及び著作権に関する課題や問題点の共有・意見交換並びに最新情報の収集・共有(外部機関への訪問や外部講師によるセミナー等)を行います。
3 技術契約と営業秘密 弁護士セミナーを含むセミナー形式の勉強会、各種技術契約例の検討、裁判所見学等を通じ技術契約(スタートアップ企業、新規事業における契約含む)や営業秘密管理についての理解度を高め実務に繋げます。
4 経営と知的財産 参加企業の事業活動紹介を通じて、興味ある知財情報/課題について経営目線で討議し、今後の各社の知財活動のヒントを得ることを目的とします。
5 自由討議 参加企業の事業活動紹介を通じて、興味ある知財情報/課題について担当者目線で討議し、解決策について意見交換します。実務担当者の方にオススメです。

活動期間・場所

・2024年5月から2025年3月まで(5月は発足会、3月は報告会)
・毎月1回程度開催(原則午後2時から午後5時まで)
・東京都知的財産総合センター会議室(台東区台東1-3-5反町商事ビル)またはオンライン

対象企業

次の要件を両方とも満たす者。

1. 都内中小企業者等であること
2. 次の(1)~(4)のいずれも満たす企業
(1)主体的に参加する意欲がある
(2)可能な範囲で当研究会に情報提供することに同意する
(3)当研究会の討議に応じて出る宿題に回答する
(4)活動の成果を発表し、当研究会で共有することに同意する

申込締切

2024年5月10日(金)


知的財産は重要な経営資源のひとつです。企業は特許などを取得することで、自社の製品・技術を保護し、模倣や侵害から守ることができます。

そして、知的財産を活用し、ビジネスを独占的に展開することで、企業は収益を最大化することが可能です。つまり知的財産は攻めにも守りにも活用できる経営資源であるということです。

特許庁の調査によると、知的財産を所有する中小企業は、所有しない企業に比べて売上高営業利益率が高いことが示されています。知的財産の活用と企業の成長には相関があるため、成長を目指す企業にとって知的財産の活用は重要なテーマであるといえます。

一方、中小企業は大企業と比較して知的財産の活用が遅れているという課題を抱えています。これは社内に知財に関する専門知識を有する人材がいないことなどが理由です。そのため知財活用のためには情報収集などが必要となります。

「東京都中小企業知的財産交流・研究会」は、こうした中小企業の経営者・知財担当者を対象とした知財に関するセミナーです。

知的財産権の活用のためには、スタートアップ・中小企業のビジネスのことを理解した専門家の支援を受けることが重要です。創業手帳は無料で専門家の紹介を行っているため、知財活用を考えている企業はこちらを活用できます。

また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」や、資金調達に特化した「資金調達手帳」も無料で送付しております。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ IP セミナー 中小企業 交流 令和6年度 公益財団法人 情報共有 東京都 東京都中小企業振興公社 知的財産 知的財産権 知財 研究
詳細はこちら

令和6年度「東京都中小企業知的財産交流・研究会」参加企業を募集します

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「IT導入補助金2025」 2025年6月時点版のチラシが公開 スケジュール更新
「IT導入補助金2025」における2025年6月時点版のチラシが公開されています。 IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けたITツール(ソフ…
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」15次締切 7/28締切
2023年4月19日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」15次締切の公募開始について発表しました。 「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金…
海運・物流業界向けコミュニケーションプラットフォームを提供する「Logipeace」が100万シンガポールドル(約1.1億円)調達
Logipeace Pte. Ltd.(株式会社ロジピース)(本社:シンガポール)は、100万シンガポールドル(約1.1億円)の資金調達を実施したことを発表しました。 Logipeaceは、海運・物流…
【3/16開催】JIPDECセミナー「クラウド時代のセキュリティ認証・インボイス制度・DXへの取組み~企業IT利活用動向調査2023報告~」
一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)は、「クラウド時代のセキュリティ認証・インボイス制度・DXへの取組み~企業IT利活用動向調査2023報告~」の開催を発表しました。 JIPDECと株…
電子書籍を主体とする出版スタートアップ「BookBase」が2.5億円調達
2024年10月1日、株式会社BookBaseは、総額2億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 本ラウンドにおいては、最大2.94億円の資金調達を目指しており、セカンドクローズに向けた…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集