創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年1月10日空飛ぶクルマと物流ドローンを開発する「SkyDrive」が「スズキ」から資金調達
2024年1月10日、株式会社SkyDriveは、スズキ株式会社から資金調達を実施したことを発表しました。
SkyDriveは、空飛ぶクルマ(エアモビリティ)と、物流ドローン「SkyLift」を開発しています。
2020年8月に有人試験機「SD-03」の公開デモフライトに成功しており、2021年9月に大阪府・大阪市と空飛ぶクルマの実現に向けた連携協定を締結しています。
現在、3人乗りの機体を開発し、2025年に大阪・関西万博での運航開始を目指しております。
「空飛ぶクルマ」の製造パートナーであるスズキとは、2024年春頃から、スズキグループの工場で製造開始を計画しています。
今回の資金は、機体開発・製造の加速に充当します。
空を飛ぶ乗り物、つまりエアモビリティは、これまで旅客機やヘリコプターなどごくわずかに限られていました。しかし、ここ数年で実用化に向けた開発が急速に進展し、とくにeVTOL(電気駆動かつ垂直離着陸可能なマルチコプター)が国際的に注目されています。
エアモビリティにおける垂直離着陸の能力は、滑走路など大規模な土地が不要となるというメリットを生むため、日常的なエアモビリティの利用において重要な機能です。
さらに、eVTOLは低騒音、低操縦コスト、高い安全性などのメリットを兼ね備えており、将来的には広大な空間を活用する効率的な乗り物としての社会実装が期待されています。
SkyDriveはエアモビリティとして国土交通省に型式証明申請が受理された国内初の企業です。
さらに、SkyDriveは大阪府・大阪市との連携協定を結び、2025年の大阪・関西万博でエアタクシーとしてeVTOLを実用化する目標を掲げています。
最新のプロダクトの開発には多くの資金が必要となります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、融資だけではなく、ベンチャーキャピタルから出資を受ける方法や、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関するノウハウを紹介しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | eVTOL SD-05 SkyDrive SkyLift エアモビリティ スカイタクシー スズキ ドローン モビリティ 大阪・関西万博 株式会社 物流 空飛ぶクルマ 資金調達 運搬 電動垂直離着陸機 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年6月30日、株式会社シュークルキューブジャポンは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、関西電力グループのコーポレートベンチャーキャピタル・合同会社K4 Venturesと、シブ…
2020年1月15日、株式会社RABOは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 飼い猫の活動データを24時間記録する首輪「Catlog」を開発・展開しています。 歩く・走るなどの運動や…
2022年4月21日、ギフモ株式会社は、総額約2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ギフモは、パナソニック企業内のビジネスアイデアを事業化するために設立されたスタートアップです。…
2020年5月1日、株式会社ショーケースの子会社である株式会社Showcase Capitalは、「Smart Pitch(スマートピッチ)」を2020年5月1日にリリースしたことを発表しました。 「…
2022年7月29日、株式会社KIYONOは、「ROASタグ」をリリースしたことを発表しました。 「ROASタグ」は、Webサイトにタグを設置することで、ROASベースの広告効果の可視化を実現するサー…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…