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2023年9月11日ラストワンマイル物流に特化した物流ソリューション事業を展開する「エニキャリ」が「SMBCベンチャーキャピタル」から資金調達

2023年9月4日、株式会社エニキャリは、SMBCベンチャーキャピタル株式会社を引受先とした第三者割当増資による資金調達を8月31日に実施したことを発表しました。
エニキャリは、自転車配送サービスを活用したラストワンマイル物流に特化した物流ソリューション事業を展開しています。
デリバリー注文受付サイトの構築、配達管理システムの提供、自転車を中心とする配送代行(ドライバーインフラ)などを展開し、さまざまな業種・業態向けに最適な短距離配送・デリバリーの構築・運用・代行を提供しています。
今後、ラストワンマイル物流DX・物流GX事業をさらに発展させ、福岡を中心とする九州全域や京都など対応エリアを広げていく計画です。
ラストワンマイル物流とは、最終物流拠点からエンドユーザー、つまり商品やサービスを受け取る個人に向けて荷物を効率的に配送するための物流サービスおよびシステムを指します。
近年、EC(ネット通販)の急激な成長に伴い、小口配送を必要とする個人消費者の需要が急増し、そのためラストワンマイル物流の戦略的重要性が飛躍的に高まっています。
しかし、ラストワンマイル物流はいくつかの課題に直面しています。たとえば、配達ドライバー不足、再配達による生産性の低下、荷物の積載効率の低さなどです。とくに配達ドライバーの不足は深刻で、物流業界では高齢化と悪化する労働環境がこの問題をさらに深刻なものにさせています。
このような状況下で、消費者向けのラストワンマイル配送では、日時指定やさまざまな受け取り方法(例:置き配)に対応する必要があり、現場の負担が増大しています。
エニキャリは、テクノロジーと自転車配送サービスを駆使して、これらのラストワンマイル物流の課題に対処し、効果的な解決策を提供することを目指しています。
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