注目のスタートアップ

次世代不動産エージェントファーム「TERASS」が7.3億円調達

company

2023年6月19日、株式会社TERASSは、総額7億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

TERASSは、次世代型不動産エージェントファーム「TERASS」、エージェント提案型家探しサイト「Terass Offer」(旧:Agently)を展開しています。

事務作業を独自開発の業務管理ツール「Terass Cloud」によって事務作業を自動化し、エージェントが顧客とのコミュニケーションや物件提案に集中できる環境を提供しています。

集客においては、住宅売買を検討する顧客とエージェントを直接マッチングするプラットフォーム「Terass Offer」を通じ、自身の経験・実績を活かせる顧客にアプローチすることができます。

また、エージェントをサポートするTERASSのチームが案件相談やツールの使い方まで手厚くサポートしています。

今回の資金調達により、規模拡大、不動産エージェントのさらなる業務効率化、住宅売買検討者により高い付加価値を提供することを目指します。


不動産エージェントとは、不動産売買や賃貸などの不動産取引を代理人としてサポートする個人のことです。

国内では不動産取引においては不動産仲介会社が仲介することが一般的ですが、より顧客ファーストの取引を行う者として不動産エージェントに注目が集まってきています。

企業の不動産仲介では、会社の利益や取引そのものの成立に重点を置くため、必ずしも依頼者の利益が追求されないという課題があります。

不動産エージェントは個人で仕事を行っており、実績をあげ口コミなどで顧客を獲得しなくてはならないため、顧客の満足度向上や利益を追求した仲介を行うことを特徴としています。

また、不動産エージェントとしても、会社に縛られず自身の裁量で働くことができるため、不動産エージェントとしての働き方への注目も高まってきています。

一方、不動産エージェントはすべての業務を自分でこなさなくてはらないため、事務作業などの負担が生じます。TERASSは、こうした不動産エージェントの事務作業をクラウドサービスによって支援し、さらに家探しサイト「Terass Offer」によって集客面でも支援を行っています。

不動産取引など専門的な知識を必要とする作業・取引では専門家の力を借りることが重要です。起業や経営においては税理士や弁護士などの力を必要とする場面がいくつもあります。創業手帳では無料で専門家を紹介していますので、ぜひご活用ください。また、起業に必要なノウハウをまとめた「冊子版創業手帳」も無料で送付しています。

また、事業の成長のためには資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ TERASS Terass Cloud Terass Offer バックオフィス プラットフォーム フリーランス ブローカー 不動産 不動産エージェント 不動産取引 事務作業 仲介 効率化 取引 家探し 株式会社 物件 自動化 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

創薬基盤技術「AI創薬3.0」を活用した自社創薬事業と製薬企業などとの共同創薬事業を展開する「iSiP」が2.3億円調達
2023年8月22日、iSiP株式会社は、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 iSiPは、創薬基盤技術「AI創薬3.0」を活用した自社創薬事業と、製薬企業などとの共同創薬事…
「Animoca Brands」がxRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を運営する「Psychic VR Lab」に1億円出資
2023年1月13日、Animoca Brands株式会社は、株式会社Psychic VR Labに1億円の出資を行ったことを発表しました。 Psychic VR Labは、アーティストのためのXRク…
CO2排出量可視化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」を提供する「アスエネ」が資金調達
2024年6月14日、アスエネ株式会社は、シリーズCラウンドの1stクローズとして、42億円の資金調達を実行することを発表しました。 今後の2ndクローズを合わせて50億円の調達を予定しています。シリ…
スマートゴミ箱「SmaGO」を手がける「フォーステック」と「BIPROGY」が業務提携 BIPROGYグループの「Emellience Partners」から資金調達
2023年7月12日、株式会社フォーステックは、BIPROGY株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。 また、それに先立ち、BIPROGYグループのEmellience Partners株…
クラウド型メールサービス「yaritori」提供の「Onebox」が2,000万円調達
2022年6月22日、Onebox株式会社は、2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社ココナラスキルパートナーズです。 また、2022年4月21日には総額4,000万…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集