注目のスタートアップ

「日本投資ファンド」が冷凍食品を主力とする冷凍食品メーカー「PIZZAREVO」と戦略的資本提携

company

2023年5月12日、株式会社日本M&Aセンターホールディングスは、株式会社日本政策投資銀行と共同設立した株式会社日本投資ファンドが運営する日本投資ファンド第1号投資事業有限責任組合が、株式会社PIZZAREVOと戦略的資本提携をしたことを発表しました。

PIZZAREVOは、冷凍ピザを主力商品とする冷凍食品メーカーです。

小売店向けの卸売事業、EC事業、直営飲食店(2023年5月現在・2店舗)を展開しています。

福岡県産小麦、イタリア産チーズなどの食材、手作り生地、本格窯焼きといった製法へのこだわりを特徴としており、高品質な冷凍ピザを手頃な価格で提供しています。

日本投資ファンドは役員を派遣して経営基盤を強化し、人員拡充や営業体制強化を通して販路拡大とPIZZAREVOブランドの認知拡大を目指します。


コロナ禍では外食需要が大幅に減った一方で、内・中食需要が高まりました。なかでもとくに好調を見せているのが冷凍食品です。

冷凍食品は、冷凍で長期間保存することができることから、賞味期限切れ・消費期限切れなどで廃棄することが少ないという特徴があります。

また、レンジで温めることですぐに食べられるため、時間のない社会人や、身体的な理由などに食事を用意することが難しい高齢者にとってメリットの大きなものとなっています。

さらに近年は冷凍技術の進化によって冷凍食品の食味は大きく改善されており、自分で作るよりも美味しい商品が増えたことも、冷凍食品市場が拡大している要因のひとつであるといわれています。

こうしたなか、冷凍食品では本格的な味・クオリティを志向した商品がいくつも登場しています。自宅で飲食店と変わらない料理をいつでも食べられるということもあり、今後さらに成長が期待されています。

企業の成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ EC PIZZAREVO ピザ ピザ革命 冷凍食品 日本M&Aセンターホールディングス 日本投資ファンド 日本政策投資銀行 株式会社 資本提携 食品
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

運搬一輪車電動化キット「E-cat kit」などを展開する「CuboRex」が2.5億円調達
2024年8月22日、株式会社CuboRexは、総額2億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CuboRexは、運搬一輪車電動化キット「E-cat kit」や、テスト開発用電動クローラ…
製造業向けプロセスインフォマティクス事業を展開する「アイクリスタル」が4.5億円調達
2025年9月19日、アイクリスタル株式会社は、総額4億5000万円の資金調達を発表しました。 アイクリスタルは、AIを活用したプロセスインフォマティクスで半導体製造プロセスを始めとした製造業の製造プ…
農産物の流通現場向けSaaS「bando」運営の「kikitori」が5,000万円調達
2020年5月1日、株式会社kikitoriは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 農業流通特化型SaaS「bando」を運営しています。 電話・FAXなどアナログなコミュニケ…
電動キックボード・電動自転車のシェアリングサービス「LUUP」を展開する「Luup」が36億円調達
2023年11月7日、株式会社Luupは、デットファイナンスとアセットファイナンスにより総額約36億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Luupは、電動キックボードや小型電動アシスト自転車など…
スモールビジネスの日々の支払いや銀行口座を一元管理できるファイナンスアプリ「BlueBank」がリリース
2022年12月15日、Scheeme株式会社は、「BlueBank(ブルーバンク)」の提供を開始したことを発表しました。 「BlueBank」は、スモールビジネスの日々の支払いや、銀行口座を一元管理…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集