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ウェルネスブランドを展開する「TENTIAL」が10億円調達

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2023年3月1日、株式会社TENTIALは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。

TENTIALは、ウェルネスブランド「TENTIAL」を展開しています。

「SLEEP」「FOOT」「WORK」の3つのジャンルにおいて、機能性インソールや、サンダル、リカバリーウェア「BAKUNE」、枕、ワークウェア、入浴剤などの商品を販売しています。

今回の資金は、製品開発の加速や、新たなカテゴリーへの展開に充当します。


日本は世界に先駆けて超高齢社会に突入しています。超高齢社会とは65歳以上の高齢者の割合が人口の21%を超えた社会のことです。

高齢者の増加は、治療・介護を受ける人の増加に直結し、さらに高齢者の割合の増加は、社会保障費の負担増加という課題を生みます。

そこで国内では病気にかかってから治すのではなく、病気になりにくい身体を作り、健康を維持する、予防医学やウェルネスといった考え方の注目が高まっています。

健康を維持するためには、定期的に運動する、食生活を改善するなどの方法が考えられます。

一方で、これまで続けてきた習慣を大きく変えることは難しいことであるため、なるべく負担がかからない形で健康増進に取り組むことができるプロダクトやサービスのニーズが高まっています。

TENTIALは、2018年に創業したスポーツテックベンチャーです。ウェルネスブランド「TENTIAL」は2019年4月に発表し、機能性インソール「TENTIAL ZERO」を2019年8月から販売開始しています。

「TENTIAL」のインソールは、指先・指の付け根・かかとの3点でバランスを取り、身体の重心を適切な位置で安定させることで、疲れにくい身体作りをサポートすることを目的としています。

「TENTIAL」は、こうした日常から身体をサポートする製品を提供し、さまざまな人のウェルネスを推進しています。

ウェルネスは企業の健康経営にとっても重要です。雇用人数が50人未満の事業場のストレスチェックは任意とされていますが、生産性の向上のためにも実施したほうがよいでしょう。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、社労士によるストレスチェック対応について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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