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フードデリバリーの一括検索アプリ「done!」を運営する「いえメシ」が資金調達

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2023年2月24日、株式会社いえメシは、資金調達を実施したことを発表しました。

いえメシは、フードデリバリーの一括検索アプリ「done!(ダン)」を開発・提供しています。

フードデリバリーサービスやクイックコマース(出前館、Uber Eatsなど)を横断検索して注文できるアプリです。

サービスごとに異なる料金や時間を比較できるため、最適なサービスを選ぶことができます。

今後一括検索サービスだけでなく、フードデリバリープラットフォームの横断ルートの最適化や、フードデリバリー業界のゴミ問題の解決、デリバリーデータを活用した飲食体験の向上などにも取り組んでいきます。

今回の資金は、「done!」の開発体制の強化、対応サービスの拡大に充当します。


フードデリバリーサービス(出前)は、日本においては江戸時代初頭から営まれているといいます。

以前は電話注文が主で、店自体が配達を担うことが一般的でした。

こうした中、米国において、配達を行う個人事業主と飲食店をマッチングするサービス「Uber Eats」が登場したことで、デリバリーサービスに革新がもたらされました。

このデリバリーサービスの仕組みは、店舗が配達の仕組みを構築する必要がないため、小規模な飲食店であってもデリバリーサービスに参入できるという大きなメリットがあります。

コロナ禍によるデリバリーサービスのニーズが高まったこともあり、国内においても大きく成長し、さまざまなサービスが提供されています。

多様なサービスが提供されていることは、市場競争的に健全な状態ではあります。しかし利用する側である飲食店は、複数サービスを利用することによる管理コストの増大、消費者には複数サービスを比較する手間などの課題が生まれています。

いえメシは、このうち消費者の課題を解決するため、フードデリバリー一括検索アプリ「done!」を提供しています。

事業拡大には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

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カテゴリ 有望企業
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