注目のスタートアップ

体験型デジタルスポーツフィールド「スポーツ60&スマート」を展開する「エアデジタル」が建設会社「安藤・間」による出資受け入れ

company

2022年11月15日、エアデジタル株式会社は、株式会社安藤・間による出資を受け入れたことを発表しました。

エアデジタルは、体験型デジタルスポーツフィールド「スポーツ60&スマート」(埼玉県久喜市)や、国内外からのデジタルスポーツの調達とそのカスタマイズ、デジタルスポーツ施設の開発、デジタルスポーツマシンの導入などを展開しています。

主にプロジェクタースクリーンを利用したスポーツシミュレーターを取り扱っており、「スポーツ60&スマート」では、2022年11月現在、10種ほどの体験型デジタルスポーツマシンが稼働しています。

商業施設の空きスペースを活用し、デジタルスポーツによるフレイル(虚弱)予防や運動習慣化プログラムの提供により、デジタルを活用した健康増進を形にしていくことを目指しています。

今回の安藤・間(安藤ハザマ)からの出資受け入れにより、「スポーツ60&スマート」において、中高年高齢者の健康維持やフレイル予防を実現するため、サービス開発と収益基盤の強化を進めていきます。

スポーツは、心身の健康の保持・増進のためにも重要であり、健康的な社会を実現するためにも必要不可欠なものです。

国内の国民医療費は年間約42兆円に達しており、これまでの何かあったら病院に行くという考えではなく、病気にかからないよう健康増進につとめることが必要であるとされています。

一方、スポーツを始めるには道具などが必要となるほか、専用の場所も必要です。

スポーツ施設の多くは有料であり、広い場所や芝の手入れなどが必要となるスポーツ設備の使用料は高額となり、日常的に利用できる場所ではありません。

こうした状況の中、コロナ禍による屋内でのスポーツ需要も高まったこともあり、プロジェクタースクリーンを活用した体験型スポーツマシンに注目が集まっています。

体験型スポーツマシンは、センサーなどを活用することでボールなどの動きをシミュレーションし、スクリーン上に反映することで、スポーツを体験できる仕組みです。

ゴルフ、野球、サッカー、アーチェリーなどさまざまなスポーツがあり、さらにスペースもそれほど必要とせず、安全性もある程度コントロールできることから、全国の大型商業施設などに導入される事例も増えています。

他社との協業・連携では自社にはないリソースを活用できるため、事業の大きな成長の可能性があります。「冊子版創業手帳」では、協業・連携できる会社を見つけるための一歩として、人脈を作るためのノウハウを解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ウェルネス エアデジタル ゲーム シミュレーション シミュレーター スクリーン スポーツ スポーツ60&スマート フレイル予防 健康 健康増進 安藤・間 安藤ハザマ 施設 株式会社 次世代 資金調達 高齢者
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

国産オリジナルのゲノム編集の基盤技術開発に取り組む「C4U」が15億円調達
2023年5月17日、C4U株式会社は、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 C4Uは、国産のゲノム編集技術であるCRISPR-Cas3を基盤技術とする、2018年3月に設立された大阪…
次世代太陽電池を開発する「エネコートテクノロジーズ」が資金調達
2022年5月23日、株式会社エネコートテクノロジーズは、資金調達を実施したことを発表しました。 エネコートテクノロジーズは、次世代太陽電池であるペロブスカイト太陽電池の開発を行う、京都大学発スタート…
医療介護マッチング・サービス運営の「KURASERU」が「前澤ファンド」から資金調達
2021年1月1日、株式会社KURASERUは、株式会社前澤ファンドから出資を受けたことを発表しました。 KURASERUは、退院後や在宅療養が困難な要介護者と介護施設をマッチングするサービス「KUR…
テクノロジーコンサルティング事業などを展開する「アディクシィ」が資金調達
2025年6月2日、アディクシィ株式会社は、資金調達を発表しました。 アディクシィは、AIなどの最新技術を活用して企業の持続的な成長を支援する、テクノロジスト(テクノロジーのプロフェッショナル)集団で…
風を3次元に可視化する小型・高性能ドップラーライダーシステムを保有する「メトロウェザー」が7億円調達
2022年4月11日、メトロウェザー株式会社は、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 メトロウェザーは、風を3次元に可視化する小型・高性能ドップラーライダー「Wind Guardian…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集