注目のスタートアップ

コミュニティ専用プラットフォーム「OSIRO」を提供する「オシロ」が「凸版印刷」と資本業務提携

company

2022年10月28日、オシロ株式会社は、凸版印刷株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

オシロは、コミュニティ専用オウンドプラットフォーム「OSIRO」を提供しています。

サブスクリプション・スポット課金・クレジットカード・複数プランなどの決済機能、自由なデザイン機能、顧客管理・動画配信・通知・投稿・ダッシュボード・EC・イベントなどの運営に必要な機能を提供しています。

さらにプラットフォームの提供だけでなく、コミュニティの立ち上げから運営までをサポートしています。

今回の提携により、オシロのコミュニティ運営に特化したプロダクトや共創コミュニティの運営ノウハウと、凸版印刷が持つエンタープライズ企業・ブランドや官公庁・地方自治体への販売力やセールスプロモーションノウハウをかけ合わせ、企業・ブランドとファンによる共創コミュニティの創出を目指します。

スマートフォンの普及、SNSの普及などにより、インターネットを主な活動場所とするクリエイターが数多く存在しています。

しかしインターネットは広く、アマチュアのクリエイターが無料で作品を発表することが多いことや、デジタルデータは違法アップロードなどのリスクがあるため、マネタイズが難しい環境になっています。

このことからクリエイターは、作品の販売ではなく、ファンとなってくれた人からの投げ銭や、有料のコミュニティ(ファンクラブ)の運営などを通じて収益を得るという方法をとる方向にシフトしています。

その主たるプラットフォームとしてパトロンサイトが挙げられます。パトロンサイトは、月額会員になってくれたファンに対し、限定のコンテンツを提供することができるサービスです。

一方でこのパトロンサイトはサイトデザインがプラットフォームによって固定されています。そのためクリエイターがサイトデザインでも世界観を表現したい場合は、オリジナルサイトなどを別に開設する必要があります。

「OSIRO」は、こうしたクリエイター向けのコミュニティプラットフォームです。自由なデザインが可能である点や、コミュニティ活性化を実現できる機能が豊富である点などを特徴としています。

コミュニティの運営はファンとの関係を深めるものとして、近年ビジネスにおいても注目されているマーケティングのひとつです。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、インターネットを活用したPR・マーケティングのノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ EC OSIRO オシロ クリエイター コミュニティ コミュニティ運営 プラットフォーム 共創 凸版印刷 株式会社 資本業務提携
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

特定技能外国人受入企業の申請・管理業務をサポートするクラウドサービス「SMILEVISA」提供の「CROSLAN」が3,000万円調達
2021年12月15日、株式会社CROSLANは、総額3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 特定技能外国人を受け入れる企業の申請・管理業務をサポートするクラウドサービス「SMILEV…
空飛ぶクルマを開発する「テトラ・アビエーション」が4.5億円調達
2022年6月21日、テトラ・アビエーション株式会社は、総額4億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 テトラ・アビエーションは、空飛ぶクルマ(eVTOL)を開発しています。 2022…
建築学生向けサービス「BEAVER」運営の「ArchiTech」が3,500万円調達
2021年5月24日、ArchiTech株式会社は、総額3,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 建築学生向けに、設計作品共有サービス・建築ソフト学習サービス・就活支援サービスなどを提供…
AI医療機器の研究開発や遠隔医療サービスを手がける「AMI」が資金調達
2025年3月24日、AMI株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 AMIは、心疾患診断アシスト機能付遠隔医療対応聴診器「超聴診器」の研究開発を通して、聴診DXに取り組む研究開発型スタート…
飲食店向け予約システム「個人店のミカタ for Booking System」がリリース 7月まで無料に
2020年5月27日、株式会社フードコネクションは、「個人店のミカタ for Booking System」を、2020年05月18日から提供開始したことを発表しました。 「個人店のミカタ for B…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集