注目のスタートアップ

社会インパクト可視化システムと社会インパクト投資プラットフォームを開発する「インパクトサークル」が8,000万円調達

company

2022年3月16日、インパクトサークル株式会社は、総額約8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

社会インパクト可視化型マイクロファイナンスと、社会インパクト投資プラットフォームを開発しています。

インパクト×リターンを実現するマイクロファイナンスリースを自ら運用し、投資による社会インパクトを可視化するシステムを提供することにより、新たな社会インパクト投資の機会を創出するプラットフォームを構築することを目指しています。

今回の資金は、国内外での事業展開の加速に充当されます。

社会(的)インパクト投資とは、ソーシャルビジネスが生み出す社会的なリターンと経済的なリターンの両立を実現する投資手法のことを指します。世界的なSDGsの推進により、企業が社会に与える影響や社会課題を解決するビジネスの重要性が高まったことで生まれました。

同時に、環境・社会・ガバナンス要素を考慮して投資先を決定するESG投資も重要視されており、企業ではこれまでの財務情報の開示だけでなく、非財務情報の積極的な開示・周知が必要となってきています。

一方で、ESG・SDGsの範囲である非財務情報は定性的な情報であり、社会的インパクトについても幸福度など定性的な情報が多いため、こういった情報についての統一的なフレームワークや可視化・定量化するための方法が必要となっています。

インパクトサークルは、社会的インパクトを可視化するプラットフォームと社会的インパクト投資プラットフォームの提供により、これから主流な投資手法となってくるであろう社会的インパクト投資を正しく評価することができる環境を構築することを目指しています。

ESG投資などの登場など、以前の資金調達状況とは大きな変化が訪れています。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ SDGs 可視化 投資 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

保育総合ICT「ルクミー」シリーズを展開する「ユニファ」が資金調達 「MIXI」と資本業務提携
2024年8月27日、ユニファ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、株式会社MIXIとは、資本業務提携契約を締結しています。 ユニファは、保育総合ICT「ルクミー」シリーズを開発・…
シェアサイクルサービス「チャリチャリ」運営の「neuet」が資金調達
2022年7月5日、neuet株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、肥銀キャピタル株式会社と株式会社肥後銀行が共同設立した肥銀ベンチャー投資事業有限責任組合です。 neuetは…
「learningBOX」と「チェンジ」 eラーニング教材における新サービスの提供を開始
2022年8月19日、learningBOX株式会社は、株式会社チェンジと、eラーニング教材における新サービスの提供を開始したことを発表しました。 learningBOXは、eラーニングに必要な教材の…
心不全の新たな細胞療法の研究開発に取り組む「メトセラ」が13.2億円調達
2021年1月4日、株式会社メトセラは、総額約13億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 心不全を対象とした新たな細胞療法の研究開発に取り組んでいます。 開発する「MTC001」はV…
副業マッチング・サービス運営の「シューマツワーカー」が4億円調達
2020年7月14日、株式会社シューマツワーカーは、総額約4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 副業マッチング・サービス「シューマツワーカー」や、テレワークが中心のフリーランス・エンジニアを…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集