注目のスタートアップ

Web接客ツール「OPTEMO」提供の「ジェイタマズ」が8,500万円調達

company

2022年1月18日、株式会社ジェイタマズは、総額8,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Web接客ツール「OPTEMO」を提供しています。

アポイントを取らずにその場で商談できる企業と顧客の新たな関係性を構築するWeb接客ツールです。

Webサイトに「OPTEMO」を設置することで、ワンクリックで顧客と音声通話を行うことができます。

また、訪問者が自社サイトのどのページを見ているかをリアルタイムで可視化し、顧客が求めるタイミングで企業から声がけをすることができます。

今回の資金は、「OPTEMO」の開発の加速や、採用活動に充当されます。

見込み顧客に対し、メール・電話・Web会議ツールなど活用して非対面で行う営業活動をインサイドセールスと呼びます。

新型コロナウイルス感染症の流行によって対面での営業活動が難しくなったことによりインサイドセールスの比重が高まっており、多くの企業も力を入れている領域です。

プロダクトのページや自社サイトに来訪してくれる人は、有望な見込み顧客となり得る可能性を秘めています。

サイト訪問者にアプローチするには、問い合わせフォーム・メールマガジン・資料提供などの手法がありましたが、より積極的なアプローチの需要も高まり、近年ではチャットボットが活用されることが増加しています。

ジェイタマズは、さらに一歩踏み込んだ積極的なアプローチの実現のため、サイト訪問者に直接音声通話ができる「OPTEMO」を提供しています。

チャットボットでは事前に設定した応答しかできませんが、音声通話ではより柔軟な対応ができるため、これまで得ることができなかった見込み顧客を得ることができるでしょう。

株式会社ジェイタマズ 共同代表取締役CEO 小池桃太郎 氏のコメント

このニュースを受けまして、株式会社ジェイタマズ 共同代表取締役CEO 小池桃太郎氏よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

今回の資金調達は開発の加速とそれに伴うエンジニア採用のために資金調達しました。

世の中にはない、新たなWEB体験を実現できるサービスとなるため、「当たり前」にするためには「良いプロダクト」を作る必要があります。

今回の資金調達によって、開発を加速し、より良いものをより早く社会へ実装し、新しい仲間を採用して「WEBサイトで話す」を当たり前にしていきたいと思います。

・今後の展望を教えください。

OPTEMOはテックリードのサービスですが、これからはAIを活用したディープテックのプロダクトへとさらに進化させます。

これまで接客やWEB上でのコミュニケーションは属人的で勘と経験に依存していましたが、AIを活用することによりインサイドセールスの可能性をさらに高めていきます。

大学との共同研究や企業との提携を進め、AIを活用することで「企業と顧客の関係性をWEBで最適化」していきたいと思います。

・読者へのメッセージをお願いします。

OPTEMOを通じて日本の商習慣を本気で変えていきます。

WEBサイトで会話することが当たり前の世の中を創出するためには、皆様のお力が必要です。

是非お気軽にお問い合わせいただきたいです。
OPTEMOの詳細についてお話させていただきたいです。

創業手帳は私が創業する時も大変お世話になりましたので、創業手帳の読者の方にはご恩をお返ししたいです。

営業は企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は満足できる営業を行えないかもしれません。「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ OPTEMO Web接客 インサイド・セールス コミュニケーション ジェイタマズ 商談 株式会社 資金調達 通話 音声
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AI学習プラットフォーム運営の「アイデミー」が8.3億円調達
2020年1月30日、株式会社アイデミーが、総額8億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AI学習プラットフォーム「10秒で始めるオンラインAI学習サービスAidemy」を運営してい…
フードデリバリー最適化SaaS「フードデリバリーマネージャー」展開の「Lisa Technologies」が1.15億円調達
2021年9月21日、Lisa Technologies株式会社は、総額約1億1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 飲食店が運用するフードデリバリーの運用支援、アカウント最適化を行う…
「ティアフォー」と「ミナミホールディングス」がAI教習システムの製品化のため合弁会社「AI教習所株式会社」を設立
2021年5月14日、株式会社ティアフォーは、ミナミホールディングス株式会社と、合弁会社であるAI教習所株式会社を設立することに合意したことを発表しました。 ティアフォーは、2015年に名古屋大学の加…
点検DXロボットやロボットの統合管理プラットフォームを手掛ける「ugo」が資金調達 「安川電機」「川崎重工業」と協業
2022年10月28日、ugo株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、ロボットの統合管理プラットフォーム「ugo Platform」を、株式会社安川電機が開発する産業用ロボット「MO…
eスポーツ事業の「プレイブレーン」が6億円調達
2020年7月1日、株式会社プレイブレーンは、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 eスポーツの企画、ブランディング、マーケティングなど、eスポーツに関連した事業を展開しています。 eス…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集