創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年11月22日データサイエンスサービス展開の「DATAFLUCT」が2.5億円調達

2021年11月22日、株式会社DATAFLUCTは、総額2億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
業界ごとに特化したデータサイエンスサービスを開発し、必要とする企業に届けています。
今回の資金は、あらゆる種類のデータ(マルチモーダルデータ)をつなげて資産化し、ノーコードかつエンドツーエンドで活用できる環境を提供するマルチモーダルデータプラットフォーム構想の実現のため、新規サービスの投入や既存サービスの強化に取り組むために充当されます。
新規サービスとして、2021年12月中旬ごろに、社内に散在するデータや外部のオープンデータの集約、非構造化データの構造化などの前処理をAIによって実行しカタログ化するデータレイク/データウェアハウス「AirLake(エアーレイク)」を提供します。
また、2021年11月下旬に、ノーコードのエンドツーエンド機械学習プラットフォーム「DATAFLUCT cloud terminal.」をリニューアルします。
経済産業省は、日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)が実現できなかった場合、2025年以降、最大で12兆円/年の経済損失が生じる可能性を指摘し、これを2025年の崖と呼んでいます。
DXとは、デジタル化などICTを活用することにより、企業活動を根本的に変革することを指します。単なるデジタル化ではないことに注意が必要です。
DXではデジタル化によって得られたデータをいかに活用するかが重要ですが、多くの企業ではデータを分析・活用するための基盤がないこと、データを扱う人材がいないことが課題となっており、本質的なDXが進んでいないという状況にあります。
DATAFLUCTは、データ分析基盤の構築から実装・運用までをノーコードで実現するデータプラットフォームの提供によって、このDXに対する課題を解決しようとしています。
また、DATAFLUCTはデータプラットフォームの提供だけでなく、業界ごとに特化したSaaSを次々と提供することによりニッチなデータを収集しています。
このデータをもとに、ほかのプラットフォーマーには作れないアルゴリズムを開発し、多くの企業のデータ基盤となれるプラットフォームを提供しています。
デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AirLake DATAFLUCT エアーレイク データ データウェアハウス データレイク マルチモーダル 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年3月14日、ファンズ株式会社は、総額約36億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ファンズは、貸付投資のオンラインプラットフォーム「Funds」を運営しています。 個人投資家向けには間…
2019年7月10日、株式会社ココナラは、12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、フィデリティ・インターナショナルです。 ココナラは、日本最大級のスキル・マーケット「ココナラ」を運…
2022年5月10日、株式会社BALLASは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 BLLASは、特注建設部材の調達サービス「BALLAS」を展開しています。 施工現場で使用する特注の…
2022年7月7日、株式会社アツラエは、「Wellness Aile(ウェルネス エール)」を2022年8月1日(月)から提供開始することを発表しました。 「Wellness Aile」は、Apple…
2022年12月14日、株式会社U-MAPは、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 U-MAPは、電子機器の熱問題を解決するため、名古屋大学から生まれた素材であるファイバー状窒化アルミ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…