「環境エネルギーイノベーションコミュニティ」立ち上げ 実践型イノベーションプログラム参加スタートアップを募集 9/30締切

subsidy

2021年9月1日、U3イノベーションズ合同会社は、CIC Tokyoと共同で「環境エネルギーイノベーションコミュニティ」を立ち上げ、実践型イノベーションプログラム第1期に参加するスタートアップの募集を開始したことを発表しました。

「環境エネルギーイノベーションコミュニティ」は、環境エネルギー分野のイノベーション創出を加速させることを目的としたコミュニティです。

スタートアップの創出支援・探索や、成長支援、特定の社会課題を設定した上での実践型イノベーションプログラムの実施を行います。

2021年度1つ目の実践型イノベーションプログラムの社会課題は「住宅の脱炭素化」です。

この課題ではコアメンバーである積水化学工業株式会社と他1~2社との協業に取り組みます。

応募資格
・設立して10年以内のスタートアップであること、または企業の中で新規事業を検討してる部門であること
・「Issue 1: 住宅の脱炭素化」に関心をもち、環境エネルギースタートアップコミュニティのコアメンバーとの協業を希望していること
・実践型イノベーションプログラムへの参加にあたり、事務局(CIC Toranomon合同会社及びU3イノベーションズ合同会社)の指示に従う意思があること

公募期間:2021年9月1日から2021年9月30日23:59まで

詳細な課題説明は、コアメンバーから行われます。
・2021年9月17日(金)18:00-19:30(参加申込はHPから)

2020年10月、政府は2050年までに脱炭素社会実現し、温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを目指す「2050年カーボンニュートラル宣言」を掲げました。

住宅においては、国土交通省の資料によると新築戸建住宅のうち省エネ基準に適合している住宅は、2019年時点で約85%、新築共同住宅では約72%となっています。

新築戸建住宅では、建物の外側の断熱性能などの大幅な向上、高効率な設備システムの導入、再生可能エネルギーの導入により、年間の1次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指した住宅であるZEHの推進などの取り組みが進められています。

しかし中古物件のうち省エネ基準に適合している住宅は2018年度時点で約11%しかなく、無断熱の住宅も約30%あります。

そのため、中古物件に対する脱炭素化のイノベーションが必要となっています。

アクセラレータープログラムなどでは、他企業との協業も期待できます。自社にはないリソースを活用できるため、ビジネスを大幅に成長させることもできるでしょう。「冊子版創業手帳」では、協業できる会社を見つけるための一歩として、人脈を作るためのノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 2050年カーボンニュートラル宣言 CIC Tokyo U3イノベーションズ イノベーション プログラム 不動産 住宅 環境エネルギーイノベーションコミュニティ 脱炭素化
詳細はこちら

環境エネルギーイノベーションコミュニティのスタートアップ募集開始

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

住宅デザイン・リノベーション事業の「リノべる」が13億円調達!
2017年4月4日、リノベる株式会社は、総額13億円の資金調達を実施しました。 調達先は三井物産です。 オンラインと店舗で、物件の選定からリノベーションプランの提案まで提供しています。 また、home…
「Qurate」が「凸版印刷」と共同でSNSアカウント運用効率化「Social Focus」をローンチ
2019年7月9日、凸版印刷株式会社は、株式会社Qurateと共同で、「Social Focus」を2019年7月9日(火)から提供することを発表しました。 「Social Focus」は、企業のソー…
住宅情報プラットフォームの「SOUSEI Technology」が3億円調達 建設コンサルの「ナック」と資本業務提携
2019年9月5日、株式会社SOUSEI Technologyは、約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先である株式会社ナックとは、資本業務提携契約を締結したことも併せて発表しました。…
メンバーシップ制セカンドホームサービス「SANU 2nd Home」を手がける「Sanu」が70億円調達
2024年4月3日、株式会社Sanuは、総額70億円の資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、累計調達金額は120億円となりました。 Sanuは、メンバーシップ制セカンドホームサー…
創業時の資金調達をシミュレーション・トレーニングで学ぶ「『バンカーゲーム』~スタートアップの資金調達体験ゲーム~」が12/9に開催
創業手帳株式会社は、「『バンカーゲーム』~スタートアップの資金調達体験ゲーム~」を2020年12月9日に開催することを発表しました。 「『バンカーゲーム』~スタートアップの資金調達体験ゲーム~」は、創…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集