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自立分散システムを活用したキー(鍵)テクノロジーの「ビットキー」が32億円調達

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2021年6月16日、株式会社ビットキーは、総額32億円超の資金調達を実施したことを発表しました。

自律分散型システムを活用したデジタルコネクトプラットフォーム「bitkey platform」と、それを活用したスマートロック「bitlock」や、コネクトプラットフォーム「homehub」などのサービスを展開しています。

スマートロック事業においては、単なる高性能な鍵を提供するだけでなく、住宅やオフィスなど多様な領域において、ヒト・モノ・サービス・空間をつなげることで新たな価値を生みだすプラットフォームの構築と提供を目指しています。

2020年からはこの構想の実現に向け以下の2つのサービスを提供しています。
・サービスとモノの間にある分断をなくしシームレスにサービスを利用できるようにする暮らしの領域のコネクトプラットフォーム「homehub」
・オフィス・工場・店舗など働く空間において既存設備やITシステムなど、あらゆるものをつなげることでヒトと仕事の間にある分断をなくし新しい働き方を支援する仕事の領域のコネクトプラットフォーム「workhub」

今回の資金は、「homehub」・「workhub」の事業推進などに充当されます。

スマート・ロックは単なるセキュリティにとどまらず、様々な用途に応用することができます。

たとえば介護の領域では、被介護者の外出状況を把握することで、認知症の徘徊を発見することができます。

ビットキーにおいては「workhub」で、遠隔で鍵を配信することによる柔軟性のある働く場所の実現や、入退室をトリガーとした人材・業務管理、空間管理を実現しようとしています。

スマートロックなどのIoTはオフィスの快適性や生産性を向上してくれます。「冊子版創業手帳」では、創業期のオフィスの選び方や、スタートアップにおすすめのオフィス形態について解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ bitkey platform bitlock homehub workhub コネクト・プラットフォーム システム スマート・ロック テクノロジー デジタル ビットキー 株式会社 資金調達
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