CreativeCloudのメリット・デメリットとは?基本情報を合わせて解説!
Adobe社が提供する「CreativeCloud」のメリット・デメリットをご紹介します
インターネットを使ったマーケティングが広がるなか、動画作成やホームページ作成スキルが重宝されています。最近では、初心者でも簡単に取り扱えるツールが増えており、気軽にクリエイティブな作業を行えるようになりました。
本記事でご紹介するAdobe社の「CreativeCloud」は、画像・動画・Webサイト作成など幅広い用途向けのソフトウェアです。基本情報やメリット・デメリットをまとめているため、導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
Adobe社が提供する「CreativeCloud」とは?
「CreativeCloud」とは、Adobe社が販売しているアプリケーションです。動画・画像編集ソフト、グラフィックデザインソフト、Webサイト製作ソフトなどがパッケージ化されています。
従来、Adobe社では、買い切り方式のCSシリーズ(CreativeSuite)を販売していたものの、一般ユーザーにとって高額で手に届きにくいのが難点でした。2013年から、CreativeCloudに一本化し、月額・年間契約を採用したことで、比較的リーズナブルに使用できます。
CreativeCloudの基本情報
CreativeCloudが気になる方は、基本情報から確認しましょう。画像や動画編集や、オーディオ製作などクリエイター向けのソフトを20種類用意しています。さらに、クラウド型サービスを採用しているため、常に最新のバージョンにアップデートされるほか、クラウドストレージを利用できます。
20種類以上のソフトウェアをラインナップ
CreativeCloudでは、20種類以上のソフトウェアを販売しています。画像編集の「Photoshop」、動画編集の「Premiere Pro」、オーディオ製作の「Audition」などクリエイター向けのツールをまとめて使用できるのが特徴です。
クラウド型サービスを採用
従来の買い切り版と異なり、CreativeCloudは、クラウド型サービスを採用しています。クラウド型に切り替えたことで、常に新しいバージョンへのアップデートが可能となりました。また、個人版では20GB~10TB、グループ版(法人向け)は1ユーザーあたり100GBまでのクラウドストレージサービスを利用できるため、パソコンの容量が圧迫される心配が不要です。
学生・教育機関向けの割引サービスを提供
趣味からビジネスシーンまで幅広く使用できるCreativeCloudですが、学生・教育機関向けには特別価格で販売を行っています。個人向けプランは月額6,248円(税込)ですが、学割を利用すると2,178円(税込)まで割引されます。ただし、教育機関に在籍していることが必須であるため、法人企業としては利用できません。
CreativeCloudを導入するメリット
CreativeCloudを導入するメリットは、クリエイター向けのあらゆるソフトウェアを安く利用できる点です。また、クラウド型サービスであるため、デバイス間でのデータのやりとりを簡単に行えます。
複数のアプリケーションを安く利用できる
複数のアプリケーションを安く利用できるのが、CreativeCloudを導入するメリットです。CreativeCloudは、20種類以上のソフトウェアをパッケージにした「コンプリートプラン」と、それぞれのソフトウェアが単体で販売されています。
個別だと年間3~5万円近くかかりますが、法人向けのコンプリート版は、年間通常価格105,336円(税込)で20種類以上のソフトウェアすべてが使用可能です。必要なソフトウェアを個別に購入するよりも安く済むため、経費削減にもつながります。
デバイス間のやりとりに対応
デバイス間でデータのやりとりを行えるのもメリットです。CreativeCloudは、1ユーザーにつき最大2台まで登録できます。プライベートとビジネス用でパソコンを使い分けている方や、外出先でタブレットからデータを確認したい場合に便利です。
CreativeCloudのデメリット
一方で、CreativeCloudにはデメリットも存在します。毎月・毎年固定の費用が発生するため、予算に注意しなければなりません。多くの種類が用意されているものの、プランが少ない点にも不便を感じる可能性があります。
固定の料金を支払う必要がある
CreativeCloudを利用するためには、毎月・毎年固定の料金を支払わなければなりません。たとえば、20種類以上のソフトウェアを使用できるコンプリートプランは、年一括払いだと通常価格で10万円ほどかかります。使用している限り料金を支払い続ける必要があるため、毎年予算を用意しておく必要があります。
プランの選択肢が少ない
また、プランが少なく、ニーズに合わせて使いにくい点がデメリットです。CreativeCloudは、20種類以上のソフトウェアを含んだコンプリートプランと、個別販売の2パターンのみをラインナップしています。
たとえば、動画編集のみを行いたい場合、コンプリートプランでは使いきれないソフトウェアも多くあるほか、単体販売だと割高に感じるかもしれません。
CreativeCloudのプランと料金
CreativeCloudのコンプリートプランは、「個人版」「グループ版」「エンタープライズ版」の3種類があります。それぞれ、パッケージされているアプリケーションに違いはありませんが、ストレージ容量や、サポートサービスの内容が異なります。
また、エンタープライズ版は、50人以上の大規模組織向けで、より高度なサポートを受けられる「エンタープライスサポート」を年間無制限で利用できます。
個人版 |
グループ版 |
エンタープライズ版 |
|
コンプリートプラン料金(年間一括) |
52,536円(税込) |
105,336円(税込) |
要問い合わせ |
対象 |
個人利用 |
個人事業主・中小企業 |
50人以上の大規模組織向け |
ボリュームディスカウント |
× |
〇 |
〇 |
モバイルアプリ |
〇 |
〇 |
〇 |
ストレージ |
100GB |
1TB~ |
1TB~ |
セキュリティ |
伝送データの暗号化 |
伝送データの暗号化 |
伝送データの暗号化、保管データの暗号化 |
まとめ
CreativeCloudは、クリエイター向けのソフトウェアを安く使用したい方におすすめです。従来の買い切り型と異なり、大容量のクラウドストレージサービスの利用や、複数デバイス間でやりとりできるといったメリットがあります。固定料金が発生することや、プランが少ない点にデメリットがありますが、高度なコンテンツ作りに欠かせないソフトウェアです。
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