稼げる仕事とはどんなもの?資格・学歴を問わず稼げるオススメの仕事を紹介

創業手帳

仕事をするなら、しっかり稼げる職種を選びたいもの。ビジネスを成功させるために、稼げる仕事を紹介します。


仕事を始めるにあたって、どのような業種を選ぶかのポイントはいくつかありますが、その中でも稼げる仕事であることはひとつのポイントでしょう。
もちろん、稼げる仕事でも明確な目的やビジネススキルがなければ成功しません。
また、資格があってこそ稼げる仕事もありますが、資格や学歴を問わずに稼げる仕事は存在します。
では、稼げる仕事にはどのようなものがあるでしょうか。今回は、資格や学歴を問わずに稼げる業種や仕事を始める方法について紹介します。

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比較的取りやすい資格で稼げる仕事


一般的に高収入のイメージがある仕事には、医師や弁護士、芸能人など、難易度の高い国家資格や突出した才能がなければ始めることが難しいです。
しかし、そのような難しい資格や特別な能力を持っていなくとも、稼げる仕事を始めることはできます。

高額な金額の取引きをする不動産会社

不動産は、生活に密着するものの中では高額なものであり、その売買や賃貸、管理を請け負う不動産会社では膨大な金額の取引きを行います。
そのため、不動産会社は軌道に乗れば比較的高収入を狙える仕事のひとつです。

不動産会社を起こす際には、宅地建物取引業免許を取得していなければならないイメージがありますが、実際には事業所の従業員5人あたりに1人が専任の資格取得者であれば、経営自体は可能です。
経営者としては、不動産についてのある程度の知識と営業力があれば稼げる、といわれています。

ファイナンシャルプランナーで個人や会社のマネープランを立てる

ファイナンシャルプランナーは、あらゆる人々のライフステージや経済状況に合わせてローンや生命保険に関するアドバイスをしたり、社会保険関係に至るまで個人や会社のマネープランを立てたりする仕事です。
ファイナンシャルプランナーとして独立すれば、稼げる仕事として注目されています。

ファイナンシャルプランナーの仕事自体は、資格を取得せずとも始められます。
しかし、人々の人生をサポートする仕事でありお金や社会制度の仕組みにも詳しいことが求められるため、資格は取得しておくに越したことはありません。
また、業種の名称はFP技能士の国家資格を取得していなければ名乗ることができないとされています。
ただし、FP技能検定は3級であればあまり難しくはないため、取りやすい資格です。

遠洋漁業で稼ぐ漁師

海産物を捕獲し、卸業者に販売する漁師も、捕獲する魚介類の価格によっては稼げる仕事とされています。
例えば、遠洋漁業で天然の本マグロを捕獲して販売するとき、1匹あたりの単価は数百万に上ります。そのため、特にマグロ漁師は年収の高い仕事として知られています。

遠洋漁業に出るための漁船には、船の規模や航行区域の幅などによって、海技士免許を取得した人を複数乗船させる必要があります。
将来的に船長を目指すのであれば、海技士の資格は早いうちから取っておく方が良いですが、取得において学歴は問わないため、取りやすいものといえます。

資格がなくても稼げる仕事はあるのか


上記で説明した業種は、比較的に取りやすい資格で有利になる業種です。
事業を進めるにあたって業種に関する知識を得ることは必要ですが、資格がなくても始められて稼げる仕事はあります。

SEはIT関連の仕事には欠かせない

SE=システムエンジニアは、IT関連の仕事において欠かせない人材です。
アプリケーションやブラウザ、OSを正常に動作させるためにプログラムを組み、開発プロジェクトの重要な一端を担います。
SEの仕事にミスがあれば、アプリケーションなどの動作に大きな狂いが生じるため、ITにまつわる知識は必要です。

とはいえ、SE自体は資格を取得しておらずとも始めることができ、独立して稼いでいる人もいます。
知識の習得には努力が必要ですが、IT関連の仕事に興味がる人であれば知識の追求もしやすいでしょう。

投資関係の仕事で資産運用する

FXや仮想通貨、ソーシャルレンディングや不動産投資といった方法で商品に投資し、ハイリスク・ハイリターンで利益を狙うことを仕事としている人もいます。
稼げるトレーダーでは、一度に億単位のお金を動かすこともあります。
そのため、市場を常にチェックし売買のタイミングをうまく掴めば、かなりの高収入が狙える仕事です。
また、不動産投資に関しては初期費用こそかかるものの、賃料収入が長期的に得られる点がメリットです。

投資関係の仕事では、うまく運べば自分が所有している資産の運用ができます。
これらの仕事を始めるのは、未経験でも可能です。
しかし、ある程度投資に関する知識を持っていなければ、失敗して損失を負う可能性も大きいため、それなりのリスクは伴うでしょう。

結婚相談所を起業して縁談を取り持つ

稼げる仕事として意外なところが、結婚相談所の開業です。結婚相談所は、事業所スペースもあまり取らず、初期費用があまりかかりません。
それに加え、利用者の入会金や成約料により利益率が高いこと、また利用者は継続的に存在することから、一定以上の収入を得られる仕事です。

結婚相談所の開業にも資格は必要ありませんが、利用者の人生を左右する業種であるため、絶大な信頼を得る必要があります。
実績がない状態であれば、IBJ(日本結婚相談所連盟)が行っている独立開業支援を受けることがおすすめです。

初期費用が抑えられるフランチャイズビジネス

コンビニや飲食店などのフランチャイズビジネスが稼げる仕事とされる理由は、初期費用の安さです。
業種によっては、開業にかかる資金が数十万円で済むこともあり、事業を進めていくうちに収益が狙えるものであれば、十分に稼げる仕事であるといえます。
また、本部からのサポートも手厚く、始めやすい仕事です。

フランチャイズビジネスも、資格がない状態から始められますが、経営ノウハウや接客ノウハウについて事前に勉強しておく方がいいでしょう。
過去の開業例を事前に把握できることから、営業戦略も立てやすいです。

各種レンタル業や代行業も人気がある

稼げる仕事の中で比較的始めやすいものとして、レンタル業や代行業があげられます。
レンタル業は、従来ではレンタルビデオやCDなどが思い浮かびますが、近年ではブランド品や貸しスペースといった業種もあり、もともと所有しているもののレンタルや所有元と利用者の仲介で仕事が成立します。
代行業に関しても、家事や車の運転など、すぐに始められるものが多くあります。

こちらも、初期費用がかなり抑えられることから、レンタル対象物の所有元からのマージンや、利用者から支払われる利用料で稼げると考えられます。
資格が必要ないということだけではなく、収入を得るサイクルが早いこともメリットです。

教室を開いてスキルを提供する

英会話や絵画、音楽といった個人で開業している教室は多く存在します。
これらの教室の利点は、自宅もしくは小さな会議室で始めることができるため、初期費用がかなり安くなる点です。
また、教室での売りになるのは自身のスキルが主であり、材料費などに技術料を上乗せして受講料を設定できることも稼げる理由のひとつです。

教室を繁盛させるには、高いスキルを受講者に提供し、口コミを広めてもらう方法が有効となります。
つまり、広告費に関しても自分のスキル次第で抑えることが可能といえます。何らかのスキルを持っている人には、おすすめの仕事です。

ライターは頑張り次第で稼げる

ネットや雑誌に記事やキャッチコピーを提供するライターは、自分の頑張りや仕事の早さ次第でどんどん稼ぐことが可能です。
こちらも、自分の知識やライティング技術を提供して収入を得る仕事ですが、在宅でも行えるため元手がほぼかからないケースがほとんどであり、やりよう次第で稼げます。

ライターは、副業で始められるものから大手メディアのメインライターとしての活動まで、幅広い人が就ける仕事でもあります。
ただし、記事やキャッチコピーの品質を保持することが求められ、その技術や経験によって収入は左右されるでしょう。

アフィリエイトはブログの人気が出れば高収入

元手がほぼかからずに稼げる仕事として、アフィリエイトサイトやブログの運営が近年注目を浴びています。
PCさえ持っていれば、無料もしくはドメイン料・サーバー利用料を支払うことでサイトやブログを開設することが可能です。
サイトやブログのファンを付けることで人気を上昇させれば、ページに貼り付けた広告収入を高額にすることも狙えます。

一方で、サイトやブログの人気を得るためには毎日こまめに更新すること、記事のボリュームを増やすことが必須です。
さらに、SEO対策や記事内容が閲覧者のニーズに合っているかも精査しなければなりません。
これらの点から、こまめな作業が好きな人、何らかのジャンルに関する知識が豊富な人は有利です。

動画配信で視聴者を惹きつける

動画配信サイトやアプリは、若者から火が付き多くの人に広まってきました。
これらのサイトやアプリでは、視聴者を惹きつけるコンテンツをアップすることで広告料を得られたり、視聴者からの厚意による応援金を受取れたりすることが可能です。
そのため、動画配信でも、自分のファンをつけることでかなり稼げるケースがあります。

動画配信を始めるにあたり、重要なことは視聴者のニーズを掴むだけではなく、既存のコンテンツとの差別化を図ることです。
その配信者でなければできないことを提供できれば、多くのファンを付けることも期待できます。

高卒でも稼げる仕事を始める方法とは


学歴の話をすれば、高卒は大卒に比べて仕事の収入は不利な状況となることは否めません。
しかし、高卒でも稼げる方法を掴めば、高収入が得られる仕事に就ける可能性は十分にあります。
こちらでは、高卒でも稼げる仕事を始めるために知っておきたいコツや方法を説明します。

学歴を問わない仕事を探すためには

こちらでは、学歴を問わず稼げる仕事を探すためのコツを紹介します。

能力や成果重視の業種を選ぶ

業種によっては、学歴よりも能力や成果のほうが重視されるものがあります。
企業への就職では学歴主義の一面はありますが、自ら事業を起ち上げ、その事業内容が革新的なものであれば、大きな成果を得られるでしょう。
また、技術職であれば高卒で始められるものも多く、技術を磨くごとに稼げる道は開けてくると考えられます。

目標の収入や待遇の基準を決める

稼げる・高収入といっても、そのラインが自分の中でどこまでであるのかは、しっかり決めておくことが必要です。
目標とする収入のラインによって、選ぶ業種も異なります。
また、働く上でどのような待遇を望むかもはっきりさせておけば、しっかり働いて稼ぐか、不労収入を狙うかといった選択肢も広がります。

仕事において重視すべき点に優先順位をつける

高卒でも稼げる仕事に就くためには、仕事において重視する条件について優先順位をつけておくことも大切です。
上記の項目とも重複しますが、目標とする収入を第一に置くか、自分がやりたいことを一番にするかによって、業種だけではなく働き方も変わってきます。

高卒では、就職するにも道が狭まる場合が多く、自分が働きたいと思っていた職種以外も選択肢に入れることが求められます。
その選択肢の中で、譲れない点に注力して仕事を探してください。

本業の傍らでスキルを積む

まずは、多少収入が低くとも安定している業種に就職し、本業として働く傍らで突出したスキルを磨くのもひとつの方法です。
そのスキルは、資格でも良いですし何らかの技術でも良いです。そして、身に着けたスキルを利用して、まずは副業として開業します。
これにより、本業と副業の収入を合わせることで結果的に稼げることになりますし、副業が失敗してもリスクは軽減できます。

能力を生かす仕事を探し出すこと

学歴に不安がある場合には、自分の能力を生かして稼げる仕事をするのが近道です。能力を生かす仕事を探し出すために、以下のような点を意識しましょう。

自分が好きなことや得意なことを考える

まず、自分が好きなことや得意なことを洗い出し、それを仕事に生かせるか否かを考えます。
ただ単に稼げる仕事だけを探したとしても、やりたくない仕事では続けられない可能性もあります。
好きなことや得意なことは能力につながるため、それを売りにできる方法を模索しましょう。

継続して続けられることを見つける

そして、好きなことや得意なことの中で、継続していても飽きないものを選び出します。
途中で投げ出してしまうものでは、いくら能力があってもそれを生かしきることは難しいです。
もし、好きなことや得意なことが明確でなかったとしても、地道な作業が好き・マルチタスクで進めるのが向いている、などの要素によりそれらに合った業種を選ぶこともできます。

将来的な理想やビジョンをはっきりさせる

稼げる仕事に就くために、将来的な理想やビジョンをしっかり持つと、自分がどの道に進むべきかが見えていきます。
稼ぐことで何を得たいのかを明確にし、それを目標とすることで、自分が何をやるべきか・何ができるかがわかってくることがあります。
そして、目標に近づくための努力をすれば、学歴の壁を超えられる可能性は高いです。

やりたくない仕事では成果を残せない

いくら稼げる仕事だからといっても、やりたくない仕事では効率も上がらず、成果を残すことが難しいです。
その結果、収入を上昇させることもできず、就職をしても起業しても中途半端に終わってしまいます。
そのため、そもそもやりたくないことも明確にしておき、条件が良い仕事でもやりたくなければ排除する思い切りのよさも必要です。

稼げる以外に大事にしたいポイント


こちらの記事で、稼げる仕事として紹介しているものを始めたとしても、必ずしも稼げるとは限りません。
しっかりと稼ぐ仕事にするためには、覚えておきたい注意点も存在します。以下では、仕事を稼げるものとするために押さえておきたいポイントを解説します。

「稼ぐ」以外の目標も作る

たくさん稼いで、多くの収入を得られればもちろんありがたいですが、それを目的にすると仕事は失敗します。
失敗しないためには、稼ぐこと以外に仕事に目標を作ることが重要です。目標が明確であり、それが社会に貢献できる業種であれば、収入は後からついてくるでしょう。
逆に、稼ぐことだけを見ていると、事業を軌道に乗せるための戦略を立てにくいです。

確固たるビジネスモデルを構築する

稼げる仕事を続けるためには、確実に利益を出すためのビジネスモデルを構築することも考えなければなりません。
その業種が属している市場のニーズやターゲット層をリサーチしたり、仕事の目的を達成するために必要な要素を組立てたりするほか、革新的なビジネスを構築する柔軟性もあると良いです。

まとめ

今回紹介したように、稼げる仕事をあげるといろいろあります。その中には、難易度の高い資格を必要としないもの、学歴を特に問わないものも存在します。
一方で、簡単に始められて稼げる印象がある仕事も、軌道に乗せるための工夫が必要です。
いずれにしても、継続して稼げる仕事とするためには、ビジネスとして事業を成り立たせなくてはなりません。
自分の仕事をより稼げるものとするために、ビジネスの心得も持って臨みましょう。

創業手帳(冊子版)では、仕事の極意について起業家インタビューなどで紹介しています。今の収入に満足していない方や、仕事で成功したい方はぜひお役立てください。お取り寄せ無料です。
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(編集:創業手帳編集部)

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