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2024年7月2日リアルインベント 村岡 佑紀|企業のデジタル化を支援するITインテグレーションサービスで注目の企業
デジタル化やAIの導入が進む現代において、全国各地の企業が新たな技術の導入により効率化を図っています。
そんな中、企業のデジタル化を支援するITインテグレーションサービスで注目されているのが、株式会社リアルインベントです。
この企業は、ITインテグレーションサービスやウェブシステム・サイト制作を通じて、地方企業のデジタル化を支援し、地域経済の活性化に貢献しています。
今回は、代表取締役社長の村岡 佑紀さんに、リアルインベントの事業の特徴や課題、今後の展開についてお話を伺いました。
・この事業の特徴は何ですか?
ITインテグレーションサービスを展開しており、システムの基盤となるインフラ部分のコンサルティングから運用・保守までをサポートしています。WEBシステム・サイト制作でも、しっかりとした計画とシステム理解の基、企画提案から保守までを一貫して行っています。
私たちは『社員全員が「今やるべきこと」を明確に理解し、創造的思考で自ら考え行動する そこで生まれる新しい価値観や発想を、社員一丸となって実現する会社』の理念の下、各自が業務に対して常に問いかけ考えることで、新しい価値を提供しております。
リアルインベントは、クライアント企業の多様なニーズに対応し、地域活性化に貢献することを目指しています。
・どういう方にこの事業を知ってもらい、活用してもらいたいですか?
ITや開発支援を必要とする企業、ウェブサイトやアプリケーションの開発を要する企業にぜひ活用していただきたいです。中小企業から大手企業まで、企業の多様なニーズに応えつつ、業務改善に貢献しています。
特に地方で相談先が少なく、お困りの企業様に対しては、ぜひ一度ご相談いただければ、お客様にあった価格、規模にて提案を行っております。
・この事業の解決する社会課題はなんですか?
株式会社リアルインベントは、中小企業や地方の企業が最新のITインフラを導入し、競争力を強化するのをサポートします。
これにより、デジタルデバイドを縮小し、全ての企業が平等に技術の恩恵を享受できるようにするとともに、DX推進やRPA導入支援を通じて、企業の業務効率化と生産性向上を支援し、労働力不足や労働時間の削減といった課題の解決に貢献します。
中小企業がデジタル化を進めるための支援も行い、経営の効率化や新たなビジネスチャンスの創出をサポートします。
そして、ITインフラの最適化やクラウドサービスの導入支援により、エネルギー消費の削減や環境負荷の軽減に貢献し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みをサポートします。
・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?
市場価値が高いエンジニアをどう評価してもらうかという点です。
立ち上げたばかりの会社だとしても、エンジニア自身は業界経験、市場価値共に高いメンバーが揃っており、そのメンバーをいかに市場価値を維持したまま新しい市場に出していくのかというところに苦労しました。
エンジニア情報をただばら撒くのではなく、お客様一人ひとりに弊社エンジニアを理解してもらうことに専念しました。「決して安売りしない」という強い意思でエンジニア一人ひとりの特徴や長所・短所を正直に説明することで、市場価値を維持しつつ、高い水準のままお客様をサポートすることができたと思います。
また、現在でもその文化は根付いており、お客様の理解を得ていると信じております。
・今の課題はなんですか?
IT人材の不足と地方との関わり、地方のITリテラシーの低さです。
地方では、地元依存の文化で首都圏IT企業の受け入れの難しさが露呈し、地方のITリテラシーの停滞、首都圏とのIT格差、それによる首都圏からの受注の難しさに繋がってると感じます。
ただし、上記三つの問題がうまく循環し、弊社の地方との関わりが更に増え、首都圏に集中するITリテラシーを地方にも共有、首都圏だけでなく、各地方にも広げることで、地方のIT活用を促進していければと考えております。
それにより、地方での働き方や首都圏に集中する人材の拡散、拡散によるUIJターンの促進などで地方活性も同時に図れると思います。
また、地方にいながら首都圏の仕事ができるエンジニアが増えれば、首都圏の人材不足解消にも繋がると考えます。
・今後、どのような会社、サービスにしていきたいですか?
株式会社リアルインベントは、現在もITインテグレーションサービスや受託開発支援サービス、業務改善支援サービス(DX推進など)を提供しており、この基盤を活かしてさらなる事業拡大を目指しています。
また、地方におけるITリソースの活用や中小企業のデジタル化支援を通じて、地域経済の活性化を図ることを目指しています。
将来的には、各地方に支社を展開し、地域ごとに特化したサービスを提供することで、地域社会の発展に寄与する企業となることを目指しています。
地方創生を進めることで、社員が地元で働ける環境を整え、地域社会と密接に連携した持続可能なビジネスモデルを築くことがリアルインベントの理想です。
・読者にメッセージをお願いします。
本日は、株式会社リアルインベントについての記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。
リアルインベントは、常に変化するビジネス環境において、革新的なアイデアと最先端のテクノロジーを活用し、お客様の課題解決やビジネスの成長をサポートしております。
私たちはお客様との関係を大切にし、お客様のニーズに合わせた最適なソリューションを提供することに取り組んでいます。また、持続可能なビジネスの実現に向けた取り組みも積極的に行っており、社会と地球環境に貢献することを使命とし、地域社会との連携やCSR活動にも力を入れています。
最後に、この記事をお読みいただいた皆様に心から感謝申し上げます。
私たちリアルインベントは、常にお客様のニーズに応え、社会に貢献することを使命とし、これからもより良いサービスを提供してまいります。
何かご質問やご要望がございましたら、お気軽にお知らせください。あなたのご意見をお聞きすることを楽しみにしています。
今後とも、リアルインベントをどうぞよろしくお願い申し上げます。
会社名 | 株式会社リアルインベント |
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代表者名 | 村岡 佑紀(むらおか ゆうき) |
創業年 | 2014年6月 |
社員数 | 41名 |
所在地 | 東京都荒川区東日暮里 |
サービス名 | ITインテグレーションサービス・WEBシステム・サイト制作 |
代表者プロフィール | 1984年4月9日生まれ、青森県十和田市出身、血液型A型。株式会社リアルインベントの代表取締役社長および、青森県十和田市企業誘致支援大使を務めている。
青森県十和田市にて工業高校に入学するが、エ業系の仕事に違和感を覚え、卒業後、東京のIT系専門学校に入学。卒業後、IT企業に入社しシステムエンジニアとして各企業の案件に携わり、エンジニアとしてのスキルを磨く。その後あるプロジェクトの管理を任されたとき、プロジェクトマネジメント業務のおもしろさを知る。 転職をきっかけにプロジェクトマネジメントのスキルを養い、PMOとして作業管理や人員管理、チームメンバーの稼働時間削減に貢献。 当時の代表に誘われ会社設立に携わったことをきっかけに、1年間の計画期間を経て、2014年、29歳で7人の仲間とともに株式会社リアルインベントを設立。 |
カテゴリ | 有望企業 |
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関連タグ | IT関連 アプリ開発 インフラ構築 クラウド システム開発 リアルインベント 村岡佑紀 |
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