注目のスタートアップ

KUROCO株式会社 齋藤健太 | EC向けのデータ分析・可視化ソリューション「EC-DashBoard」で注目の企業


EC向けのデータ分析・可視化ソリューション「EC-DashBoard」で注目なのが齋藤健太さんが2020年に設立したKUROCO株式会社です。

ECサイト運営は、企業の売上を上げるために欠かせない事業の一つになっており、今後も市場が伸びていくEC事業において売上を伸ばしていくことは、企業の活性化に繋がっていきます。

EC売上アップをするためには、膨大なデータを正確に分析し、そのデータを活用して最適な施策を実行することが重要です。

「EC-DashBoard」を導入することにより、分析にかかる時間が大幅に減り、見るべき指標を一元的に可視化して、EC売上を伸ばすための素早い意思決定を可能にします。

KUROCO株式会 代表取締役 齋藤健太さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。

・このプロダクトの特徴は何ですか?

ECサイトの売上を上げるために見るべきデータを自動で可視化し、その結果に基づいて打ち手の提案や施策の検証まで実現するソリューションです。

20年以上に渡り、ECサイトの売上アップのコンサルティング支援にて培ってきたノウハウや実際に行ってきたデータ分析を実装したツールおよび支援サービスとなります。

・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?

ECサイトの売上アップのための最適な施策を見出したい方、Webアクセスデータや販売実績データの分析をしていきたい方、分析しようにもデータの収集や整理に時間がかかってしまっている方などに使っていただきたいと思います。

また、当サービスはEC支援をビジネスとして実施したい方向けのパートナー制度もありますので、EC-DashBoardを活用してECサイト支援をしたい方にも利用していただきたいと思っています。

・このサービスの解決する社会課題はなんですか?

今やECサイト運営は、企業の売上を上げるために欠かせない事業の一つになっています。今後も市場が伸びていくEC事業において売上を伸ばしていくことは企業の活性化に繋がっていきます。

また、パートナーとしてEC-DashBoardを利用する方にとっては自身のビジネス拡大にも繋がるものとなります。

・設立期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?

設立期だからというわけではありませんが、企業にとって「データ活用」は重要性は高いという認識は増えてきているものの、まだまだ緊急性は高くなく、後回しにされがちです。

データ活用できるようになることで、日々行っている施策や業務の精度および検証・改善のスピードが高まっていくということを啓蒙し続けることが大切だと思っています。

・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?

より多くの企業がデータの重要性を理解し、データ活用することにより売上を上げていくことを実現する支援を引き続きやっていきます。

その中でまずはEC事業者およびEC支援をしている方にとって、EC売上アップをするためにはデータ活用が欠かせず、そのためにはEC-DashBoardを導入することが必要、というポジショニングを築いていきたいと思います。

・今の課題はなんですか?

引き続きマーケティング活動は力を入れてやっていきますが、並行して開発リソースも増やしていきたいと思っています。

EC-DashBoardはまだまだソリューションとしては道半ばであり、更なるアップデートを進めていきたいと思っています。

・読者にメッセージをお願いします。

データはビジネス推進していく上でとても有用な道具です。

データ活用を検討したい企業様、データ活用を自身のビジネスに活用したい方など、ぜひご一緒できればと思っています。

回答者プロフィール KUROCO株式会社 代表取締役 齋藤健太

慶応義塾大学理工学部卒業後、株式会社船井総合研究所に入社。
主に中堅規模(数百億)以上の企業をメインクライアントとしたプロジェクトに従事。

化粧品メーカや卸・リテール業界など、幅広い業種において、中期経営計画策定やマーケティング戦略の構築、M&Aにおけるビジネスデューデリジェンス等の実績を有する。

独立後も製造業や小売業、サービス業に至るまで大小様々な企業の課題発見に従事、成果を上げる。特にデータ分析においては、複数のコンサルファームにもアサインされる実力を有する。その他、AI関連スタートアップや教育関連企業からもデータ分析支援の依頼を数多く受けている。

2013年9月にクロスメディア・パブリッシングより「問題解決のためのデータ分析」を出版(2019年2月に新装版を出版)。
また、教育プラットフォームUdemyでは、1万人を超える受講者を抱える。
2020年10月KUROCO株式会社を設立、現在に至る。

会社名 KUROCO株式会社
代表者名 齋藤健太
設立年 2020年
住所 神奈川県横浜市
事業内容 ・ データ分析、活用支援
・ データ分析・可視化基盤の構築
・ 実践的データ分析研修
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ EC KUROCO データサイエンス データ分析 データ活用 齋藤健太
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

クックパッドが生鮮食品ECサービス「クックパッドマート」を発表
平成30年7月10日、クックパッドは、「クックパッドマート」を発表しました。 「クックパッドマート」は、生鮮食品のECサービスです。 平成30年夏から東京の渋谷区、世田谷区、目黒区限定でサービスをスタ…
データベース操作環境ソフトウェアなどを展開する「ディビイ」が資金調達
2022年12月1日、株式会社ディビイは、合同会社MAFを割当先として、第三者割当による株式を発行し、1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ディビイは、データ活用基盤「PreRobo…
無料でインドネシア・シンガポールなどASEANの主要なECモールに出品できるECプラットフォーム「ECインスタント」がリリース
2020年9月8日、株式会社イー・エージェンシーは、「ECインスタント」を開始したことを発表しました。 「ECインスタント」は、10商品(SKU)まで無料で商品登録でき、販売から在庫管理まで販売手数料…
アパレル向け業務一括管理クラウドを提供する「L-DX」と「ピアズ」が資本業務提携
2023年4月14日、株式会社ピアズは、L-DX株式会社と、資本業務提携したことを発表しました。 L-DXは、アパレル業界向けオールインワンクラウドシステム「L-DX(エルディーエックス)」を提供して…
シューズの片足購買サービスを運営する「DIFF.」が1,200万円調達
2023年5月30日、株式会社DIFF.は、総額1,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 DIFF.は、シューズの片足購買サービス「DIFF.」を運営しています。 左右別サイズのシューズ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集