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株式会社ASEAN HOUSE 佐々翔太郎|効率的な外国人材紹介マッチングで注目の企業


効率的な外国人材紹介マッチングで注目なのが、佐々翔太郎さんが2017年に創業した株式会社ASEAN HOUSEです。

「外国人が暮らしやすい社会を創る」ためにASEAN HOUSEを設立し、外国人関連事業を展開しています。

株式会社ASEAN HOUSEの佐々翔太郎さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。

・このプロダクトの特徴は何ですか?

東南アジア人での起業経験や東南アジア人と今も一緒に住み続けることによる従業員の圧倒的外国人目線、一方で前職リクルートの事業者様サイドへの深い理解、その両方が創り出す効率的な外国人材紹介マッチングです。

(一緒に住むからこそわかる外国人求職者の職業検索導線は効率的なSNS集客力に繋がったり、外国人のニーズを深く把握しているからこそ離職率が低い職業の紹介が可能になります。)

・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?

カスタマーサイド
 日本で出稼ぎに来ていて少しでも多くのことを吸収して母国へ帰りたい外国人

クライアントサイド
 人手不足が深刻な事業者様(外国人採用など新しいモノに積極的な事業者様)

・このサービスの解決する社会課題はなんですか?

①人手不足の解消→地方創生、日本の生産性向上

②マッチングの最適化による外国人労働者失踪者の減少→外国人も暮らしやすい社会へ。日本社会と外国人の共生社会の実現による日本の復興

・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?

クライアント開拓です。
様々な集客チャネルを試し、全て定量化し高速でPDCAを回し最適化を図りました。

・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?

人材領域だけに飽き足らず、リクナビ、スーモ、ゼクシィ、ホットペッパー、じゃらんというように人が生まれてから死ぬまでの全てのライフイベント・ライフスタイルにプロダクトが存在しているリクルートのように、外国人が日本で生まれてから死ぬまで全てのライフイベント・ライフスタイルの課題を解決するプロダクトを提供することです。

島国日本では外国人には外国人特有の課題が存在します。
例えば、この間埼玉で行われるベトナム人の結婚式にいったが、まさかの結婚式がダブルブッキングしていました。

彼ら向けの結婚式場はすごく少なくて、数少ないそこの結婚式場は本当にテンパって困っています。そんな課題まで存在します。

同じ結婚領域でいけば、日本に残りたい心やさしい東南アジア人と日本の未婚者を結びつける結婚相談所、さらにはマッチングアプリなんてものも考えています。

また、現在外国人はお金を容易に借りること、いや、クレジットカードを持つことすらできないので、我々の外国人向けの広範なサービスから得られるビッグデータを活用して外国人の信用力を測り、外国人がお金を借りられるサービスも創っていきたいです。

・今の課題はなんですか?

①大企業の開拓。個店ばかりから受注しても効率が悪いので大企業から一括受注したいが、まだ実績も少ないので信頼してもらえないことです。

②採用。とにかくやりたいことはたくさんあるが、人手が足りないので優秀な仲間が必要です。

・読者にメッセージをお願いします。


ありがたいことに、家族に仕送りするために、Japanese Dreamを夢見て日本に来てくれている人たち日本にはまだ沢山います。
そんな彼らと泣き笑いながら創っていく事業は本当にかけがえのないものです。

一緒に熱く事業を展開していける仲間、そして、そんな外国人を採用したい企業様を募集中です。
是非是非お声がけください。

会社名 株式会社ASEAN HOUSE
代表者名 佐々翔太郎
創業年 2019年
住所 東京都中野区中央2-29-11
社員数 8人
資本金 500万円
サービス名 ASEAN HOUSE
事業内容 外国人材紹介事業②外国人材向け生活支援事業
③外国人材向けシェアハウス事業④外国人材向けメディア事業
カテゴリ 有望企業
関連タグ ASEANHOUSE 人手不足 佐々翔太郎 国際交流 外国人労働者 外国人紹介 東南アジア
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