注目のスタートアップ

次世代品種開発スタートアップの「CULTA」が7億円調達

company

2026年3月2日、株式会社CULTAは、総額7億円の資金調達を発表しました。

CULTAは、ゲノム編集や遺伝子組み換えを用いない、独自のAI品種開発プロセスによる高速品種開発を行っています。

これまでに、従来は10年を要するイチゴの品種開発に、2年で成功しています。

自社開発品種による農業生産を生産者に委託し、生産された農作物を全量買い取り、自社で販売・マーケティングまでを一貫して行う垂直統合モデルを展開しています。

日本・マレーシアで生産拡大を進め、シンガポール・マレーシア・香港・タイの小売店などで販売を行っています。

今回調達した資金は、以下の取り組みに活用します。
・垂直統合モデルによる日本・東南アジア展開の加速
・新規海外産地の拡大
・さらなるイチゴ新品種開発と果樹品目への新規展開


気候変動は農業生産にとって大きなリスクとなっており、すでに高温障害や干ばつ害、塩害などによる被害が各地で頻発しています。こうした環境変化に対応するためには、気候に適応した品種の開発、つまり育種(品種改良)が欠かせません。

しかし従来の品種改良は長い年月を要するため、急速に変化する現在の環境に追いつくことが難しいという課題があります。このため、より短期間で品種改良を進める高速品種開発技術が求められています。近年はゲノム編集技術が注目されていますが、導入コストの高さや市場での受容性に関する不透明さが指摘され、普及が進みにくい側面もあります。

こうした状況の中で、CULTAは独自のAI品種開発プロセスを活用し、高速品種開発に取り組んでいます。イチゴの新品種開発期間を従来の1/5に短縮し、3年半で4品種を市場投入するなど、実績を積み重ねています。今回の資金調達を通じ、イチゴ以外にもブドウやリンゴなどの品種開発にも着手するとしています。

シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、資金調達方法や特定用途を対象とした補助金・助成金制度など、創業期をサポートするためのさまざまな情報を提供しています。

創業手帳 起業検討中

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI CULTA 品種改良 農業
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップを時系列で解説!初心者でも迷わない準備・手続きの進め方ロードマップ
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
【2026年最新】起業・開業の味方!補助金・助成金おすすめ15選|税理士・社労士・行政書士監修
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

オンライン・コミュニケーションの質を高める動画解析AIサービス提供の「I’mbesideyou」が1.15億円調達
2021年1月4日、株式会社I'mbesideyouは、総額1億1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オンライン・コミュニケーションに特化したマルチ・モーダルAIを提供しています。 …
AI翻訳機を展開する「ポケトーク」が7億円調達
2022年12月22日、ポケトーク株式会社は、総額7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 直近では、2022年11月14日に総額16億円の資金調達を発表しています。 ポケトークは、AI通訳機「…
外科系医療者のためのスマート手術台帳「OpeOne(オペワン)」を開発・提供する「クオトミー」が1億円調達
2024年7月30日、株式会社クオトミーは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 クオトミーは、外科系医療者のためのスマート手術台帳「OpeOne(オペワン)」を開発・提供しています。 …
産業廃棄物回収の配車計画を自動作成するSaaS「配車頭」提供の「ファンファーレ」が1.5億円調達
2021年9月21日、ファンファーレ株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIにより産業廃棄物の収集運搬のための配車計画を自動作成するSaaS「配車頭」を提供して…
AIサイバーセキュリティプラットフォームを提供する「AironWorks」が300万ドル(約4.5億円)調達
2024年8月30日、AironWorks株式会社は、総額300万ドル(約4.5億円)の資金調達を実施したことを発表しました。 AironWorksは、AIサイバーセキュリティプラットフォーム「Air…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳