注目のスタートアップ

におい・香りのデジタル基盤をつくる「レボーン」が4.3億円調達

company

2026年1月6日、株式会社レボーンは、総額4億3000万円の資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は13.5億円となりました。

レボーンは、においデータの計測・解析、香りの生成を一貫して行うソリューションを提供しています。

独自のにおいセンシングシステムやAI調香システムにより、記録・伝送・再生まで一気通貫で実現するプラットフォームを構築しています。

今回の資金調達を経て、におい・香りを記録・伝送・再生が可能な新たなメディアとして社会に展開する取り組みを本格化していきます。


嗅覚は人間にとって重要な感覚のひとつであり、ほかの感覚とは異なり、感情や記憶に深く関与する扁桃体や海馬と直接つながっています。このため、嗅覚はもっとも感情や記憶と結びつきやすい感覚であるといわれています。

こうした「におい」の特性はさまざまな領域で活用されています。たとえば化粧品では香りがプロダクトの魅力を高める要素となり、アルコール飲料などの嗜好品では「におい」が商品の特徴を決定づける重要な要素になります。また、ラグジュアリーなホテルでは特別に調合したアロマで空間を満たし、ブランド体験を演出する取り組みも行われています。

一方で、嗅覚は科学的に未解明な部分が多く、ほかの感覚と比べてデジタル化が遅れている領域でもあります。「におい」が重要となるプロダクト開発では、有資格者などの専門家が自身の感覚を使って特徴を分析する官能評価が実施されていますが、個人の感覚に依存するため品質にばらつきが生じやすく、属人化が避けられないという課題があります。さらに、官能評価の過程で大量廃棄が発生する可能性もあり、担当者が強いプレッシャーを受ける点も問題となっています。

このような背景から、「におい」の定量化やデジタル化に対するニーズは高く、世界的に研究開発が進められています。レボーンは、独自開発のにおいセンサーとAIを組み合わせることで、「におい」に関する課題を解決することを目指しています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ センシング レボーン 化学
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
起業するには何から始める?誰でもできる起業の仕方や手続き【5ステップで解説】
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

量子コンピューター向けのアルゴリズムやソフトウェアを開発する「QunaSys」が17億円調達
2024年11月1日、株式会社QunaSysは、総額17億円の資金調達を実施したことを発表しました。 QunaSysは、企業・研究機関と協働し、量子コンピューターの産業応用を推進しています。 共同研究…
医薬・精密化学品分野向けモジュール型全自動連続生産システムを開発する「iFactory」が10億円調達
2025年10月30日、株式会社iFactoryは、総額10億円の資金調達を発表しました。 iFactoryは、医薬・精密化学品分野向けにモジュール型全自動連続生産システムを開発しています。 製造に必…
“におい”のAI開発や“におい”のコンサルティングに取り組む「レボーン」が資金調達
2023年3月30日、株式会社レボーンは、資金調達を実施したことを発表しました。 レボーンは、においセンサー「Obre」や、においセンサーで測定したセンシングデータの管理システム「iinioi clo…
スマートアパレル「e-skin」を用いたヘルスケアサービスを展開する「Xenoma」が「CYBERDYNE」と資本業務提携
2022年8月10日、株式会社Xenomaは、CYBERDYNE株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Xenomaは、スマートアパレル「e-skin」を用いたヘルスケアサービスを展…
高機能フッ素系材料メーカーの「ユニケム」が資金調達
2023年3月23日、ユニケム株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ユニケムは、2019年に創業した、フッ素系界面活性剤をはじめとする高機能フッ素系材料のメーカーです。 現在使用されてえ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集