注目のスタートアップ

商業施設DXプラットフォーム「NEW PORT」を提供する「スカイファーム」が資金調達

company

2025年10月31日、スカイファーム株式会社は、資金調達を発表しました。

スカイファームは、商業施設を中心とした顧客接点のDXに必要な機能をワンストップで提供するプラットフォーム「NEW PORT」を開発・運営しています。

業務効率化による省人運営への対応や、マルチテナント向けシステムとして複数店舗の一元管理、ハウスカード連携、複数店舗同時購入機能などを提供し、施設全体の顧客体験向上とテナントの運営効率化を実現しています。

今回調達した資金は、海外展開を含む対応施設・領域の拡大、CXチームの機能強化、配送ロボットやスマートロボットなど外部システムとの連携強化などに活用します。


近年の商業施設は、純粋な買い物の場から、生活インフラと体験の場へと再定義が進んでいます。物販(とくにアパレル)の比率が下がり、飲食・体験型・日常品が相対的に強化されており、日常需要と飲食やイベントなどを組み合わせた体験設計がトレンドとなっています。

こうした流れのなかで、テクノロジーは、顧客体験を向上させると同時に業務効率化を実現できるものとして重要なキーワードです。

商業施設でのテクノロジー活用では、アプリによるリアルタイムのイベント通知、アプリとイベントの連動、モバイルオーダー、テクノロジーを駆使した館内案内、接客といった施策が進められています。

スカイファームは、とくに注文システムを中心に、商業施設のDXを推進するプラットフォーム「NEW PORT」を提供しています。今後は、施設全体の顧客体験向上、購買データを活用した販促・リーシング機能の強化により、商業施設・百貨店・街ナカまで対象を広げた施設DXのトータルソリューション提供を目指しています。

企業・事業の大きな成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB DX NEW PORT スカイファーム テイクアウト デリバリー フードコート プラットフォーム モバイルオーダー 商業施設 株式会社 業務効率化 資金調達 顧客接点
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

革新的なカーボン新素材を開発・製造・販売する「3DC」が資金調達
2022年5月31日、株式会社3DCは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、「研究開発型スタートアップ支援事業/NEDO Entrepreneurs Program(NEP)」に採択されたこ…
「コンフィデンス」がWeb3×HR Techの「プロタゴニスト」に出資
2023年1月19日、株式会社コンフィデンスは、株式会社プロタゴニストに出資することを発表しました。 プロタゴニストは、Web3の専門家人材紹介サービス「Desume Concierge」や、オンチェ…
定款の認証の手数料が改定 一律5万円が資本金額により3~5万円に
日本公証人連合会は、「会社の定款手数料の改定」について発表しました。 これまで株式会社・特定目的会社の定款の認証の手数料は、一律5万円でした。 今回の改定により、2022年1月1日から以下の手数料にな…
低コスト細胞培養技術「CulNet System」の生産プラットフォーム化を目指す「インテグリカルチャー」が7.8億円調達
2022年1月20日、インテグリカルチャー株式会社は、総額7億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 独自開発の低コスト細胞培養技術「CulNet System」の生産プラットフォーム…
ビルオーナーと移転企業のマッチングプラットフォーム「SERECT」を開発する「Lexi」が5,000万円調達
2022年8月18日、株式会社Lexiは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Lexiは、ビルオーナーと移転企業のマッチングプラットフォーム「SERECT」を開発しています。 …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集