注目のスタートアップ

化学・素材産業向けにAIエージェントを開発する「Cataris」が5000万円調達

company

2025年10月28日、Cataris株式会社は、総額5000万円の資金調達を発表しました。

Catarisは、化学・素材産業向けにAIエージェントを開発しています。

AIエージェントが素材の特徴を解析し、用途探索および改良提案を自動化・高速化するマテリアル・プロファイリングAI基盤の実現を目指しています。

現在、大手・準大手メーカー(樹脂・フィルム系、油脂系、ゴム、食品系)を中心に共同実証を進めています。

今回調達した資金は、AIエージェントの精度向上やマテリアル・プロファイリングAI基盤の整備を中心に、化学産業における複数AIプロダクトの開発・提供、VPoE(Vice President of Engineering)の採用、開発チームの拡充に活用する予定です。


化学・素材産業では、世界的な競争の激化、原材料価格の高騰、供給リスクの変動、人材不足といった課題に直面しています。この課題を解決し、持続可能な経営を実現するため、デジタル化による効率化と価値創出が経営課題の中核となっています。

なかでも、これまでコストや時間がかかっていた研究開発を短縮・効率化する取り組みは、市場競争力を強化する取り組みとして注目されています。

このような流れのもと、Catarisは化学・素材産業向けにAIエージェントを開発しています。このAIエージェントにより用途探索や改良提案の自動化・高速化を目指しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI AIエージェント DX エージェント デジタルトランスフォーメーション 化学 株式会社 生成AI 研究開発 素材 自動化 資金調達 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「RevComm」の音声解析AI電話「MiiTel」が2月末まで無償提供
2020年12月2日、株式会社RevCommは、「MiiTel」を2020年12月2日(水)から2021年2月28日(日)の期間、無償提供を実施することを発表しました。 「MiiTel(ミーテル)」は…
空間コンピューティングの領域でプロダクト共創事業を展開する「MESON」が資金調達
2024年6月5日、株式会社MESONは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社MIXIです。 MESONは、空間コンピューティングの社会実装を目的に、さまざまな企業とプロダクト共…
イヤホン型BCI「Ear Brain Interface」などを開発するブレインテックスタートアップ「CyberneX」が資金調達
2022年2月28日、株式会社CyberneXは、資金調達を実施したことを発表しました。 イヤホン型Brain Computer Interface(BCI)「Ear Brain Interface」…
顧客データ統合ツール「MAGNET CDP」がノーコード・データベース・サービス「Airtable」とAPI連携開始
2021年3月24日、株式会社KIYONOは提供する「MAGNET CDP」において、Airtableが提供する「Airtable」とのAPI連携を2021年4月から開始することを発表しました。 KI…
株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」に田所雅之氏が顧問就任
2019年7月2日、株式会社日本クラウドキャピタルは、田所雅之氏が顧問に就任することを発表しました。 日本クラウドキャピタルは、日本初の株式投資型クラウドファンディング・サービス「FUNDINNO(フ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集