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建設現場の施工管理業の効率化・自動化を実現する「zenshot」を提供する「Zen Intelligence」が15億円調達

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2025年9月25日、Zen Intelligence株式会社は、総額15億円の資金調達を発表しました。

Zen Intelligenceは、建設AIプロダクト「zenshot」を開発・提供しています。

3D VisionとVision-Language Model(特化型AI基盤モデル)を核に、建設現場での施工管理業務の効率化・自動化するプロダクトです。

現場の360度動画データからAIが現場状況を自動的に構造化し、現場状況の可視化とAI分析により、施工管理業務を効率化・自動化します。

今回調達した資金は、建設現場の無人化を実現するためのPhysical AIに重点的に投資します。


建設業界は、人口減少や高齢化による人手不足、長時間労働、労働環境の改善など、多数の課題に直面しています。

建設業界が抱える多様な課題を解決するため、業界ではテクノロジーの活用が注目されています。一方で、建設業界は現場作業が多いことから、既存のソリューションでは対応しきれない部分があり、現場に対応したソリューションの拡充が求められています。

このような流れのもと、Zen Intelligenceは施工管理業の効率化・自動化を実現する「zenshot」を展開しています。

今後は、AIやハードウェアデバイス、将来的にはロボティクスを活用し、建設現場の無人化に挑戦するとしています。

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また、システム投資においては資金調達の実施も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達ノウハウについても詳しく解説しています。

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