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サイバーセキュリティ専門人材提供サービス「CYBER COMMAND」を提供する「サイバーコマンド」が3.5億円調達

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2025年9月3日、サイバーコマンド株式会社は、総額3億5000万円の資金調達を発表しました。

サイバーコマンドは、サイバーセキュリティ専門人材提供サービス「CYBER COMMAND」や、サイバーセキュリティに特化した学習サービス「CySchools」を提供しています。

「CYBER COMMAND」は、サイバーセキュリティに課題を抱える企業の悩み・不安を、専門知識・経験が豊富なプロフェッショナルが伴走型でサポートするサービスです。

今回調達した資金は、ソリューションサービスの開発、セキュリティ被害を防ぐ対応ソリューションの高度化、人材採用、国内外における事業展開、パートナーシップの推進に活用します。

また、今回の調達では、AIやセキュリティ業界をリードするパートナーが参画しています。


近年、AI・IoT・ロボットといった先端技術の進展により、社会や企業におけるデジタル化が加速度的に進んでいます。

しかし、その一方でサイバー攻撃の件数も急増しており、社会全体および企業におけるセキュリティリスクは日々高まっています。

総務省の「情報通信白書 令和6年版」によれば、2023年に観測されたサイバー攻撃関連の通信数は過去最高を記録しており、2015年と比べて約9.8倍にまで増加しています。

また、セキュリティ対策が比較的強固ではない中小企業が標的となるケースも増えてきています。たとえば、ランサムウェアによる被害企業の約6割は中小企業というデータもあります。

このような背景のもと、大企業・中小企業を問わず、セキュリティ対策の強化が重要な経営課題となっています。

サイバーコマンドは、サイバーセキュリティ専門人材提供サービス「CYBER COMMAND」の提供を通じ、企業のセキュリティ対策をサポートしています。

適切なセキュリティの構築ができず顧客や社会に損害を与えてしまうと大きな損失となるため、セキュリティ対策はコストと捉えるのではなく、事業活動・成長に必須のものと位置づけ、投資と捉えることが重要だと経済産業省は示しています。「冊子版創業手帳」では、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期に実施できるセキュリティ対策について詳しく伺っています。

また、セキュリティ対策を行うためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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