創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年7月25日シェア型フードホール/横丁の運営などを手がける「favy」が資金調達

2025年7月17日、株式会社favyは、資金調達を発表しました。
引受先は、冷凍冷蔵機器の総合メーカーであるフクシマガリレイ株式会社です。
今回の資金調達により、累計調達額は38億円超となりました。
favyは、シェア型フードホール/横丁の運営、モバイルオーダー、サブスクシステムなどのSaaS開発・提供などを行っています。
RaaS(Restaurant as a Service)事業として、飲食体験を通じた不動産価値の最大化を目指しています。具体的には、複数のデジタルツールを統合した質の高い店舗DXを提供する構想のもと、シェア型フードホールを運営しています。
シェア型フードホールは、厨房部分の施工までを手がけ、遊休不動産や不人気商業施設に新たな人の流れと価値を創出し、不動産物件の収益性向上に貢献しています。
今回調達した資金は、RaaS事業のさらなる推進、先進的なフードホール開発の加速に活用します。
また、フクシマガリレイの持つ各種ソリューションの導入を通じ、より先進的かつ利便性の高いフードホールの開発を進めます。
シェア型フードホールは、複数の飲食事業者がひとつの調理スペースと客席をシェアし、初期投資や物件契約の負担を抑えつつ効率的に出店・運営できる業態です。
各事業者は設備費用を大幅に軽減できるため、料理やサービスの品質向上に集中できるうえ、短期や期間限定での出店が容易になり、新メニューのテストマーケティングにも活用しやすくなります。
加えて、不動産オーナーや施設運営者にとっては、遊休スペースや集客力の弱い商業施設の空き区画を有効に活用し、新たな集客と収益を生み出せるメリットがあります。運営代行やデジタルツールによるサポートを一括して委託できるため、管理コストを抑えながら店舗のDXを実現し、施設全体の付加価値を高められる点も大きな魅力です。
事業の大きな成長のためには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。
カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | BtoB favy OMO RaaS Restaurant as a Service SaaS シェア デジタルツール フード フードホール モバイルオーダー レストラン 不動産 不動産価値 体験 冷凍 冷蔵 商業施設 店舗DX 最大化 株式会社 横丁 統合 資金調達 飲食 飲食店 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2021年12月17日、インターステラテクノロジズ株式会社は、総額17億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 観測ロケット「MOMO」と、超小型人工衛星打ち上げロケット「ZERO」を…
2023年7月31日、Polimill株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 Polimillは、社会デザインプラットフォーム「Surfvote」を開発・提供・運営しています。 イシューと…
2021年6月17日、株式会社SoLaboは、株式会社フェイスフルと連携し、コロナ禍でニーズの高まる中小企業・個人事業主の固定費削減の取り組みを強化することを発表しました。 株式会社SoLaboは、完…
株式会社Robot Homeは、株式会社エル・ディー・ケイと、資本業務提携したことを発表しました。 エル・ディー・ケイは、転勤者の借上げ社宅や研修・出張時のマンスリーマンションの斡旋など、人事総務向け…
2024年1月10日、ウィルポート株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、セイノーホールディングス株式会社とは業務提携も締結しています。 ウィルポートは、狭商圏共配送のラストワンマイ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…