創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年7月15日契約業務・管理クラウドサービスを提供する「Hubble」が8億円調達

2025年7月9日、株式会社Hubbleは、総額8億円の資金調達を発表しました。
Hubbleは、契約業務・管理クラウドサービス「Hubble(ハブル)」や、AIが契約データベースを構築するクラウドサービス「Hubble mini(ハブル ミニ)」を提供しています。
「Hubble」は、契約書の作成、社内コミュニケーション、検討過程や合意文書の一元管理を実現するクラウドサービスです。法務と事業部門の協業性を高め、生産性向上に寄与しています。
今回調達した資金は、プロダクト開発体制の強化、法務・ビジネスサイド双方を支援するUX改善、カスタマーサクセス・導入支援体制の拡充、ミドルマーケット~エンタープライズ向けの提供体制拡張、組織基盤の強化・事業運営全般への投資に活用します。
企業間取引において、契約書は双方の権利や義務を明確に定める不可欠な文書です。契約内容が曖昧だと、将来的なトラブルの火種となる可能性があるため、契約書の適切な作成と管理が極めて重要です。
一方で、ビジネスの現場ではスピードが求められることも多く、契約書作成に時間をかけすぎると、貴重なビジネスチャンスを逸するリスクも否めません。とはいえ、スピードを優先するあまり、内容に不備を抱えた契約書を交わすことは避けなければなりません。
こうした状況を踏まえ、契約業務の効率化が強く求められるようになっています。的確な契約書を迅速に作成し、円滑に契約を締結するための体制構築が鍵となります。従来の契約業務には、書式のばらつきや管理方法の不統一といった課題が存在しており、管理が行き届いていない場合には、契約書の紛失や確認作業の手間、さらには取引先への対応遅延などの問題が発生していました。
こうした課題に対して「Hubble」は、既存のWordなどのツールはそのまま活用しながら、契約書の作成プロセス、関係者間のコミュニケーション、締結後の契約書管理までを一元化し、契約業務全体の効率化と生産性の向上を実現しています。
企業・事業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーのある企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI BtoB Hubble Hubble mini データベース ハブル リーガル 一元管理 契約 契約書 契約業務 文書 株式会社 構築 法務 管理 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年6月28日、ベジクル株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、累計調達額は5.2億円となりました。 ベジクルは、業務用野菜の卸売や、青果流通BPaaS事業、飲食…
2025年6月17日、株式会社Smoothは、総額1000万円の資金調達を発表しました。 Smoothは、無人型スマートパーキングサービス「Smooth Parking」を開発しています。 IPカメラ…
2023年1月31日、株式会社KOALA Techは、資金調達を実施したことを発表しました。 KOALA Techは、九州大学最先端有機光エレクトロニクス研究センターで実現された、有機半導体レーザーダ…
2019年10月31日、株式会社サイキンソーは、総額1億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 人体の腸内細菌叢のDNA解析により、健康状態や生活習慣レベルを検査し、セルフケアに貢献す…
2023年7月27日、ログリー株式会社は、株式会社マイクロアドと、資本業務提携を締結したことを発表しました。 ログリーは、ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」や、 見込み客を可視化す…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…