注目のスタートアップ

脱毛症や皮膚潰瘍などの治療薬を開発する「イーダーム」が4.6億円調達

company

2025年6月17日、株式会社イーダームは、総額4億6000万円の資金調達を発表しました。

イーダームは、西村栄美教授(東京大学医科学研究所 老化再生生物学分野)による組織幹細胞の老化・再生メカニズムに関する最先端研究を基盤に設立された創薬スタートアップです。

低分子化合物によって生体内の上皮幹細胞の保護・再生を促す技術をコアとしています。

現在、脱毛症や皮膚潰瘍など、有効な治療薬が存在しない再生不全疾患を対象とした治療薬を開発しています。


脱毛症とは、体毛が抜け落ちる疾患の総称です。なかでも頭髪の脱毛は、男性によく見られる一般的な症状であり、日本人男性では50代以降の約40%に確認されていると報告されています。

脱毛症にはさまざまなタイプが存在します。たとえば、男性ホルモンの影響によって進行する男性型脱毛症(AGA)、免疫反応によって毛母細胞が障害を受けることで発症する円形脱毛症、そして先天的に全身の体毛が少ない先天性脱毛症などが代表的です。

体毛の量の多少は直接的に生命に関わる問題ではないため、この分野を専門とする医師は少なく、また研究も他の疾患に比べて進展が遅れているのが現状です。

しかしながら、脱毛症は患者の生活の質(QOL)に大きな影響を及ぼす疾患でもあり、これまでに多くの治療法や治療補助製品(例:育毛剤など)が開発・提供されてきました。

とくにAGAにおいては、投薬によって抜け毛の進行を抑えたり、薄毛の改善が期待できるケースもありますが、根本的な治療法は未だ確立されていません。

そのため、この分野では再生医療をはじめとする革新的な治療法の実現が期待されています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ イーダーム 低分子化合物 再生医療 医療 医薬品 株式会社 治療薬 皮膚潰瘍 皮膚疾患 研究 脱毛症 資金調達 開発
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

音楽ライブポータルサイトを手がける「Chear」が資金調達
2024年4月30日、Chear株式会社は、日本政策金融公庫・きらぼし銀行から融資による資金調達を実施したことを発表しました。 Chearは、音楽ライブ情報ポータルサイト「Chear(チーア)」を開発…
地理空間情報アプリプラットフォームサービス「mapry」を提供する「マプリィ」が資金調達
2023年1月24日、株式会社マプリィは、資金調達を実施したことを発表しました。 マプリィは、地理空間情報アプリプラットフォームサービス「mapry」を提供しています。 「mapry」は、森林などの膨…
デジタルマーケティングの「エフ・コード」が資金調達
2021年8月16日、株式会社エフ・コードは、資金調達を実施したことを発表しました。 Webサイトの高速PDCAを実現するWeb施策ツール「CODE Marketing Cloud」や、EFO(エント…
ソースコードマーケットプレイス「PieceX」運営の「ONE ACT」が韓国ICT企業の「HANCOM inSPACE」と資本業務提携
2022年6月13日、株式会社ONE ACTは、HANCOM inSPACE(本社:大韓民国大田広域市儒城区)と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 ONE ACTは、ソースコードマーケッ…
AIコンサルティング企業「FLUX」が44億円調達
2025年6月3日、株式会社FLUXは、総額44億円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は100億円に達しています。 FLUXは、創業から大規模言語モデル・予測分析・自然言語処…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集