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「見える」がん治療の実現を目指し放射性医薬品を開発する「リンクメッド」が資金調達

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2025年5月12日、リンクメッド株式会社は、資金調達を発表しました。

シリーズBラウンドでの調達総額は38.5億円となり、今回の調達を含めた累計調達額は約50億円となります。

リンクメッドは、「放射性同位体64Cu(銅-64)」を用いた放射性治療薬を開発しています。

64Cuは、がん細胞のDNAを高いエネルギーで効果的に攻撃できるため、高い治療効果が得られるほか、がんに特異的に結合する分子に結合させることで副作用の低減も期待できます。また、陽電子放射断層撮影(PET)診断により、がんへの薬剤集積を確認しながら治療することも可能です。

開発1号品である64Cu -ATSM(LM001)については、ランダム化比較第Ⅲ相医師主導治験(STEP-64 試験、試験番号 NCCH2301)を2024年6月から開始しています。

また、64Cuを用いた放射性医薬品の国内における量産体制構築に向けて必要となるサイクロトロンや製剤設備の工場を現在千葉市内に建築しています。

今回調達した資金は、LM001の第三相試験の着実な実施、他パイプラインの臨床試験、研究開発の加速、新規パイプラインの創出、工場の立ち上げ、工場の運営、人材採用、組織機能の強化などに活用します。


放射性同位元素(ラジオアイソトープ)は、微量の放射線を放出する性質を持ち、その特性は医療分野において広く活用されています。とくに核医学の分野では、放射性同位体を用いた診断や治療の技術が大きく進展しており、体内に取り込ませることで病変部位の把握や治療を可能にするアプローチが実用化されています。

なかでも、がん治療における応用は目覚ましい進歩を遂げています。すでに国内外で複数の治療法が承認され、臨床の現場でも実際に利用され始めています。放射性物質ががん細胞を選択的に攻撃することにより、正常な組織への影響を抑えつつ、高い治療効果が期待できる点が大きな特徴です。こうした特性から、今後のさらなる普及と技術革新が期待されています。

リンクメッドは、この革新的ながん治療を実現するため、放射性同位体「64Cu(銅-64)」を用いた放射性医薬品の開発に取り組んでいます。

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