創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年2月13日不動産・建築・金融をひとつに束ねるデジタルインフラの構築を目指す「トグルホールディングス」が38.3億円調達

2025年1月29日、トグルホールディングス株式会社は、38億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
トグルホールディングスは、不動産・建築・金融をひとつに束ねるデジタルインフラの構築を目指しています。
投資用不動産の多くがその価値を正しく評価されておらず、土地を有効活用できる投資家と地権者のマッチングが上手くいかないことにより、資産形成の機会損失が生じているという課題を解決するため、AI技術を活用し簡単に土地価値を算出できるテクノロジーを開発しています。
このテクノロジーを用い、グループ会社のフジケン株式会社では不動産開発業務の効率化を実現しています。
今後は、不動産クラウドファンディングや不動産投資事業を通じて、金融のノウハウを活用し、透明性の高い不動産流通を促進していきます。
今回の資金は、さらなるプロダクト開発、組織体制強化に充当します。
不動産業界は、電話対応、紙ベースでのやり取り、対面での契約など、アナログな商慣習が続いており、業務の非効率性を課題としています。
とくに物件情報や、土地情報、顧客データなどのデータは複数のプラットフォームに分散して管理されていることが多く、データが統合されないことによってさまざまな問題が発生しています。
統合されたデータは意思決定のために重要な存在ですが、不動産ではDataを収集するコストが高く、最適な意思決定を行うことが難しいという課題を抱えています。
トグルホールディングスはこうしたなかで、テクノロジーを活用することで不動産・建築・金融の3つの業界をひとつの産業インフラに統合することで、不動産投資における商流の課題解決に取り組んでいます。
企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との連携・提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | AI インフラ テクノロジー デジタル トグルホールディングス 不動産 不動産開発 土地 地権者 建築 技術 投資 投資家 株式会社 活用 評価 資金調達 金融 開発 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2023年8月10日、株式会社Proxima Technologyは、9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Proxima Technologyは、機械学習・最適化・制御・3次元デー…
2020年9月17日、Tokyo Creative株式会社は、同社のCOOである中川智博氏が、杏林大学外国語学部観光交流文化学科における選択必修科目「インターンシップⅠ」のゲスト講師として「オンライン…
2025年7月18日、レジリエント株式会社は、総額4800万円の資金調達を発表しました。 レジリエントは、バックオフィス代行サービス「オフィス番」、管理部長代行サービス「オフィス番プラス」、ゼロからの…
2021年6月1日、データビズラボ株式会社は、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 顧客企業の、デジタル戦略設計フェーズから、データ分析・可視化、社内推進までを伴走支援する…
株式会社おてつたびは、資金調達を実施したことを発表しました。 地域の短期的・季節的な人手不足で困る事業者と、地域外の若者をマッチングするプラットフォーム「おてつたび」を運営しています。 このプラットフ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…