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2025年2月12日町工場向け販売管理システムを展開する「DrumRole」が4000万円調達

2025年2月10日、株式会社DrumRoleは、総額4000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
DrumRoleは、町工場向け販売管理システム「DrumRole」を開発・提供しています。
町工場にとって不必要な機能はそぎ落とすことで開発コストを下げ、安価で使いやすくシンプルなシステムを提供しています。
受発注管理、品質管理、工程管理を効率化する機能を提供しています。
今回の資金は、「DrumRole」のプロダクト開発と販促活動に充当します。
少し古いデータですが、2007年10月に公開された経済産業省「商工業実態基本調査」によれば、製造業における企業比率は、小規模企業が88.7%、中小企業が10.8%、大企業が0.5%と、大部分を中小企業が占めており、その中でも小規模企業が圧倒的に多いという構造です。
近年、さまざまな業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性が取り沙汰されていますが、製造業は他業界と比較してDXが遅れていると指摘されています。
製造業のDXが遅れている理由としては、古く老朽化したシステムが新しいシステムの導入を妨げている、IT人材が不足している、資金不足などが挙げられます。
こうしたなかでDrumRoleは、製造業のデジタル化・DXを進めるため、実際に町工場で働き、そこで得られた知見・洞察をもとに、シンプルで使いやすさにこだわった町工場向けの販売管理システム「DrumRole」を開発し提供しています。
デジタル化は、これまで非効率的だった業務を効率化してくれる可能性があります。企業の利益を最大化するために重要な取り組みであるため、もし非効率的な業務があるのならば、最適なソリューションを探すことが必要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。
また、システム投資においては資金調達の実施も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達ノウハウについても詳しく解説しています。
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