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ネットでサービスを売れる個人ブランド支援サービスを運営する「MOSH」が22.5億円調達

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2025年2月5日、MOSH株式会社は、総額22億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

MOSHは、ネットでサービスを売れる個人ブランド支援サービス「MOSH」を運営しています。

サービス・スキルをネットで販売するために必要となる、ホームページ作成、予約決済、コンテンツ管理、会員サイト、月額サブスクリプションなどの機能をワンストップで提供しています。

今回の資金は、プロダクト開発体制強化のための人材採用、サービス認知拡大・海外展開のためのマーケティング、個人のブランド化を支援する取り組みに充当します。


スマートフォンやインターネットの普及により、個人でも自身の表現などを広く発信できる環境が整いました。これを1億総クリエイター時代と呼んでいます。

そして、多種多様なクリエイターの活動を支援するため、購入や支払いを仲介するサービスやプラットフォームが誕生しています。

MOSHは、あらゆるサービスを販売できるストアフロント型サービスEC「MOSH」を展開しています。

ストアフロント型とは、事業者・クリエイターそれぞれが自分のECサイト・HPを保有し、そこでサービスやプロダクトを販売するECの形です。Amazonや楽天などのモール型と比較して、サービスのブランディングがしやすく、それぞれの世界観を表現できることをメリットとしています。

一方で、集客を自分で行う必要があるというデメリットも抱えています。とくに個人のクリエイターはニッチなサービスを提供していることもあり、顧客をどう獲得するかという部分が課題となります。

今後「MOSH」は、SNSなどの情報からサービスに興味を持つ可能性が高いユーザーを見つけ出す機能や、広告やLPの作成を支援する機能などを追加・強化し、個人クリエイターのさらなる事業拡大を支援していくとしています。

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カテゴリ 有望企業
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