注目のスタートアップ

保険管理アプリ「保険簿」を運営する「IB」が資金調達

company

2024年12月27日、株式会社IBは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、株式会社トレードワークスと、西武しんきんキャピタル株式会社です。

IBは、保険管理アプリ「保険簿」を運営しています。

自分や家族が加入する保険・共済の保険証券をアップロードすることで、一括管理・共有できるアプリです。

いつでも契約内容を簡単に確認できるほか、事故・病気・怪我など発生した事象を選択することで、登録した保険の中から保険金請求できる可能性があるものをピックアップすることが可能です。

ネット証券をはじめとした金融機関にデジタルソリューションを提供するトレードワークスと連携し、トレードワークスが持つ各種プロダクトと「保険簿」アプリのプラットフォームを融合し、両社のサービス基盤と顧客基盤を活かしたエンベデッドサービスの企画・構築を開始します。


生命保険文化センターが2021年度に実施した「生命保険に関する全国実態調査」によると、生命保険(個人年金保険を含む)の世帯加入率は89.8%と非常に高い水準を示しています。

しかし、万が一の際に保険金を受け取るには請求手続きを行う必要がありますが、契約内容の誤解や加入保険の把握不足により、請求漏れが多発している現状があります。とくに、家族型契約でありながら本人だけしか保障されないと誤解している場合や、入院が条件と勘違いするケースが目立ちます。

保険金の支払いは請求が前提となるため、自身が加入している保険内容を適切に管理することが請求漏れ防止の鍵となります。この課題に対応するため、IBは保険管理アプリ「保険簿」を提供し、利用者が保険情報を整理しやすい環境を整えています。

事業の成長には、戦略的な資金調達やシナジーが見込める企業との連携などが重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ アプリ 保険 株式会社 管理 請求 資金調達 金融
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

精神疾患を対象とした治療用アプリ(DTx)を開発する「emol」が3.15億円調達
2025年1月8日、emol株式会社は、総額3億1500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 emolは、精神疾患治療を目的とした認知行動療法を実践するアプリの日本国内薬事承認を目指して研究開…
タレントの肖像をサブスクリプションモデルで提供する「ビジネスブースト」が提供開始
2022年10月24日、ナレッジスイート株式会社は、2022年10月24日よりナレッジスイート株式会社100%子会社であるブーストマーケティング株式会社を設立し、タレントテック事業を立ち上げることを発…
アフリカの未電化・未電波地域に電気・通信を届ける「TUMIQUI」を展開する「シュークルキューブジャポン」が資金調達
2022年6月30日、株式会社シュークルキューブジャポンは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、関西電力グループのコーポレートベンチャーキャピタル・合同会社K4 Venturesと、シブ…
農業由来カーボンクレジットの生成・販売やボランタリークレジットの調達サービスを展開する「フェイガー」が7,200万円調達
2023年1月18日、株式会社フェイガーは、7,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 フェイガーは、農業由来カーボンクレジットの生成・販売や、ボランタリークレジットの調達サービスを展開し…
​大学生向けスケジュール管理アプリ「Penmark」が5,800万円調達
2019年11月6日、株式会社ペンマークは、総額約5,800万円の資金調達を実施したことを発表しました。 大学生向けのスケジュール管理アプリ「Penmark」を運営しています。 シラバスから時間割を作…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集