創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年12月3日AIマッチングテクノロジーを活用したSES企業「Rezon」が3000万円調達

2024年12月2日、株式会社Rezonは、総額3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Rezonは、ITエンジニア・現場の不安やミスマッチを軽減し、さらにエンジニアへの高還元とキャリアサポートを実現するため、独自のAIツールを用いてエンジニアに幅広い案件の選択肢を提供しています。
今回の資金調達により、独自のAIツールを用いた営業組織を拡大し、国内SES業界の多重下請構造の解消を目指します。
SES(システムエンジニアリングサービス)は、システムの開発や、保守、運用といった特定の業務に対して、ITエンジニアを提供するサービスです。派遣契約との違いは、エンジニアの指揮命令権がクライアント側ではなく、SES企業にある点です。
このサービスの利点として、ITを専門としない企業でも必要なタイミングで希望するエンジニアを確保できることや、エンジニアがクライアントの指示に左右されず働ける点が挙げられます。
IT業界では、客先常駐を行っている企業が全体の9割以上を占め、そこで働くエンジニアも7割を超えるというデータがあります。このことからも、SESが業界内で重要な役割を担っていることがわかります。
しかし、現行のSESビジネスモデルには、複数の企業が関与することで生じる多重請負による中間搾取や、情報伝達の遅れ、契約の煩雑化など、いくつかの課題が存在します。ほかにも、ITエンジニア自身が希望する案件を選ぶことが難しいため、自身の思うようなキャリア形成ができないという課題を抱えています。
このような背景のもと、エンジニアの待遇やキャリアパスを改善した新SES企業が登場し、業界での影響力を高めてきています。
企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との連携・提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | AI BtoB ITエンジニア エンジニア キャリア テクノロジー マッチング 人材 営業 株式会社 案件 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年5月26日、プレイライフ株式会社は、約1億1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました アソビの実体験投稿メディア「PLAYLIFE」を運営しています。 デート、旅行/観光、おでかけ…
2024年4月8日、株式会社STYLYは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、三菱商事株式会社です。 空間レイヤープラットフォーム「STYLY(スタイリー)」を提供しています。 VRやA…
2020年2月13日、株式会社ライトライトは、「relay(リレイ)」の立ち上げを発表しました。 また、同日にティザー・サイトにリリースされました。 本サイトの開設は、2020年春を予定しています。 …
公益財団法人PwC財団は「助成事業2025年度秋期」の公募を開始しました。 公益財団法人PwC財団は、長期的な視点で持続可能な社会を実現するため、時代に即した重要な社会課題に対して、最先端の技術や従来…
2023年9月1日、株式会社シルバコンパスは、総額2億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 シルバコンパスは、AI映像対話システム「Talk With」を開発・提供しています。 実在…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

