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2024年11月12日【独立行政法人工業所有権情報・研修館】知財で広がるみんなのコミュニティ「いんぴっとONE」を発足

独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)は、新プロジェクト「いんぴっとONE」を発足したことを発表しました。
「いんぴっとONE」は、中小企業・大学・支援機関などが知的財産について相互に交流できるコミュニティです。
毎月セミナーを開催し、中小企業が知的財産を自身の強みに変えられるような情報を提供するほか、3か月に1度、リアルに交流できる場として交流会を開催します。
プロジェクトの発足に際し、12月5日に第1回セミナー・交流会を開催します。
第1回開催(セミナー・交流会)
開催日:2024年12月5日(木)16:00~18:30
開催形式:会場+オンライン(交流会は会場開催のみ)
開催会場:虎ノ門ダイビルイースト2階
(〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-8-1 虎ノ門ダイビルイースト)
定員:会場80名、オンライン200名
知的財産権は、企業にとって重要な経営資源として、その製品や技術を守り、模倣や権利侵害から自社を保護する役割を果たします。特許や商標権などの知的財産を取得することで、企業は独占的なビジネス展開が可能になり、利益の最大化につながります。
特許庁の調査によると、知的財産を保有する中小企業は、保有していない企業に比べて売上高営業利益率が高く、知的財産の有効活用が企業の成長に寄与していることが示されています。
ただし、知的財産権を活用するためには高度な専門知識が求められます。中小企業やスタートアップでは人材や資金面での制約があるため、知財戦略を十分に展開できず、せっかくの知財を活かしきれていないケースも多く見られます。このため、支援機関や専門家によるサポートが重要であり、企業の成長を加速させるためにも知財戦略の強化が求められています。
このような背景から、独立行政法人工業所有権情報・研修館は知的財産に関するさまざまな情報提供や支援業務を行っています。
今回立ち上げた「いんぴっとONE」は、中小企業や、大学、支援機関が交流できるコミュニティです。セミナー・交流会の開催により、知的財産に関する情報発信を行うと同時に、コミュニティの活性化を行っていくとしています。
知的財産権の活用のためには、スタートアップ・中小企業のビジネスのことを理解した専門家の支援を受けることが重要です。創業手帳は無料で専門家の紹介を行っているため、知財活用を考えている企業はこちらを活用できます。
また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」や、資金調達に特化した「資金調達手帳」も無料で送付しております。ぜひご活用ください。
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