注目のスタートアップ

調達・購買業務向けクラウドサービスを提供する「Leaner Technologies」が15億円調達

company

2024年10月25日、株式会社Leaner Technologiesは、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。

Leaner Technologiesは、ソーシングDXクラウド「リーナー見積」と、購買DXプラットフォーム「リーナー購買」を提供しています。

「リーナー見積」は、現場からの見積依頼、見積書の授受、仕入れ先選定など、調達業務のプロセスをデジタル化し、業務工数を大幅に削減するクラウドサービスです。

「リーナー購買」は、多様な取引先からの購買業務を一元管理できるプラットフォームです。購買状況の可視化、コスト適正化、購買業務の効率化を実現します。

今回の資金は、開発体制・ビジネス体制の強化を目的とした採用・マーケティング活動に充当します。


大手製造業の購買・調達部門は、自社製品に必要な原材料や部品、塗料、梱包材などを仕入れる業務を担当しています。部品の製造は、各地の町工場に依頼することが一般的ですが、発注時にはコストの見積もりが必要です。

町工場ごとに得意な加工が異なり、それに伴い価格にも差が生じるため、複数の工場から相見積もりを取り、最適な工場を選ぶ必要があります。しかし、この見積もり業務は非常に多岐にわたり、電話や、FAX、メールといったアナログな手段でやり取りが行われているため、担当者に大きな負担がかかっています。

そして、購買・調達部門の役割は、単に原材料を確保するだけでなく、適切なタイミングで、適正な価格と品質のものを調達することが求められます。さらに、製品原価の削減や棚卸資産の効率化を進めることで、企業の利益率向上にも貢献する重要な業務です。

しかし、非効率で属人的な業務プロセスでは、これらの目標を達成することが難しくなります。この課題を解決するため、Leaner Technologiesは、ソーシングDXクラウド「リーナー見積」や、購買プラットフォーム「リーナー購買」を提供しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Leaner Leaner Technologies クラウド クラウドサービス デジタル化 リーナー見積 リーナー購買 一元管理 効率化 株式会社 自動見積もり 見積 見積もり 調達 調達部門 資金調達 購買
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

視覚認知能力の評価とトレーニングを開発する「do.Sukasu」が資金調達
2023年11月28日、Co-Studio株式会社は、子会社である株式会社do.Sukasuが、総額約4,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 do.Sukasuは、Co-Studioと…
令和6年度補正「IT導⼊補助⾦2025」概要が発表
中小企業庁は、令和6年度補正「IT導⼊補助⾦2025」の概要を発表しました。 「IT導⼊補助⾦」は、中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的に、デジタル化・DXなどに向けたITツール(ソフトウ…
フードデリバリーの一括検索アプリ「done!」を運営する「いえメシ」が資金調達
2023年2月24日、株式会社いえメシは、資金調達を実施したことを発表しました。 いえメシは、フードデリバリーの一括検索アプリ「done!(ダン)」を開発・提供しています。 フードデリバリーサービスや…
生体データ事業など展開の「enstem」が2,500万円調達
2020年6月25日、株式会社enstemは、総額2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 生体データ事業と、マーケティング・デザイン事業を展開しています。 今回、生体データ事業で積み重…
イベントマーケティングプラットフォームを運営する「EventHub」が6.5億円調達
2022年11月1日、株式会社EventHubは、総額6億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 EventHubは、イベントマーケティングプラットフォーム「EventHub」を運営し…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集