注目のスタートアップ

商談DXプラットフォーム「CEOclone」を提供する「タッチスポット」が資金調達

company

2024年1月11日、タッチスポット株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

タッチスポットは、商談DXプラットフォーム「CEOclone」を開発・提供しています。

「CEOclone」は、CEOやトップセールスのクローンを用い、Web上で商談を再現する営業プラットフォームです。

URLひとつでCEOやトップセールスによる質の高い商品・サービス説明を顧客に届けることができ、さらに顧客がどの内容をどれだけ視聴したのかといったデータが可視化されるため、初回商談前のヒアリングや商談後の社内回覧などに活用することが可能です。

今回の資金調達により、「CEOclone」への事業投資、2者間のコミュニケーションのあり方をよりよくする新プロダクトリリースに向けた事業投資、採用・組織作りなどを進めます。


営業は、自社製品やサービスの機能や魅力を顧客に伝えることで販売する部門です。企業の売上に直結する重要な役割を果たしています。

しかし、長らく営業活動は個々の営業担当者のスキルに依存する、つまり属人化の問題に直面してきました。

営業の属人化がもたらす問題には、退職や休職によって営業ノウハウが失われること、組織全体としての営業の成長が妨げられること、人材育成においてばらつきが生じることなどが挙げられます。

こうした中で、近年は、コロナ禍により営業活動がオンラインにシフトし、営業は大きな変革が進行しました。従来のノウハウが通用しない新たな営業の世界において、企業は新たな営業活動や戦略を確立する必要があります。

オンラインが中心となった営業の世界では、顧客はまず情報収集に努め、それから取捨選択をし、ある程度絞り込んだ上で営業担当者などと商談に入ります。

つまり初期段階において顧客に適切に商品・サービスを伝えることが重要であるといえます。

こうした中で、動画は情報量が多く、短時間で顧客に情報を伝えられる手段として活用が進んでいます。

一方、動画は一方通行の情報伝達に終始してしまい、顧客がすでに知っている、必要としていない情報の提供により、顧客の離脱を招くというリスクを抱えています。

タッチスポットは、CEOやトップセールスのクローン(動画)を用い、形式化した初回商談を効率化する営業システム「CEOclone」を手がけています。

単なる動画を配信するだけの営業システムではなく、動画を視聴したユーザーからチャプターごとにヒアリングを行い、その結果に応じて最適な動画へと分岐させるインタラクティブ性を特徴としています。

これによって顧客ごとに最適な商談を実現しています。

営業は企業の売上を向上させるために必要な業務です。しかし、リソースの足りない創業期は満足できる営業ができないかもしれません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、少しでも営業の成功率を上げるため、営業ツールの導入や、販路開拓の方法などのノウハウを提供しています。

また、社内の体制を整備するには資金調達も必要となるかもしれません。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB インタラクティブ コミュニケーション サービス セールス データ プラットフォーム 可視化 商品 商談 営業 株式会社 生成AI 自動生成 資金調達 顧客
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

各種スクール向け予約管理システム「RESERVA」がビデオ会議サービス「Zoom」と連携
2020年12月2日、株式会社コントロールグループは、「RESERVA(レゼルバ)」において、Web会議ツール「Zoom」との連携機能を実装したことを発表しました。 「RESERVA」は、各種スクール…
飲食業界向け業務支援ソリューション提供の「イデア・レコード」が5億円調達
2021年8月4日、株式会社イデア・レコードは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 外食ビジネス特化型業務支援ソリューション「GATE(ゲイト)」や、飲食店特化型コールセンター「よやく…
3Dアバターを活用したパーソナライズ絵本を提供する「えほんインク」が2,900万円調達
2023年3月1日、えほんインク株式会社は、総額約2,900万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、直近では2022年9月に8,600万円の資金調達を実施しています。 えほんインクは、3D…
児童発達支援・放課後等デイサービス・就労継続支援を運営する「HIRAKUホールディングス」が資金調達
2023年1月18日、HIRAKUホールディングス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 奈良県生駒市・大阪府四條畷市を拠点に、運動療育特化放課後等デイサービス「kaika」、学習支援特化…
ナレッジ共有ツール「Qast」運営の「any」が6,500万円調達
2020年4月2日、any株式会社は、総額6,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 社内のナレッジ共有ツール「Qast(キャスト)」を運営しています。 Q&AとWikiにより、社内のナレ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集