注目のスタートアップ

医療施設向け診療支援システム「スマートリハ」を開発する「INTEP」が資金調達

company

2024年10月1日、株式会社INTEPは、資金調達を実施したことを発表しました。

INTEPは、医療施設向け診療支援システム「スマートリハ」の開発や、⾝体機能レコードシステム「FG-001」の開発・提供、リハビリテーション医療のデジタル化推進、ヘルスケア事業のコンサルティングを行っています。

「スマートリハ」は、リハビリテーション医療に特化した医療機関向け診療支援システムです。リハビリ評価と治療領域にフォーカスし、クラウドサービスを活用してリハビリテーション医療関連のナレッジ蓄積・解析を実現します。

今後、蓄積されたデータ解析による最適な治療法の提案、予後予測などの機能を追加する計画です。


日本は2007年に世界に先駆けて超高齢社会に突入し、それからも高齢者率が高まり続けています。

さらに、2025年にはもっとも人口の多い世代が75歳以上の後期高齢者となり、65歳〜74歳の前期高齢者を含めると、総人口の約30%が高齢者に達する見込みです。

こうした高齢者はこれまで健康に生きてきた人であっても、些細な事故で大きな怪我につながる可能性があります。そしてその怪我は治りづらいことが多く、日常生活において怪我した場所をかばうことでほかの健常な場所にも負荷がかかり、新たな怪我につながるという可能性もあります。

したがって、怪我・病気・加齢などによって低下した運動を機能を回復させるリハビリテーションの適切な実施・継続が求められます。

しかしながら、医療機関や介護施設では、人手不足と高齢者の増加により、スタッフ1人あたりに対する業務負担が向上しており、これまでと同様のクオリティのリハビリを実施できなくなる可能性があるという問題を抱えています。

そのため、リハビリ実施の業務化を軽減すると同時に、よりクオリティの高いリハビリを実施できるような仕組みが求められています。

事業のさらなる成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ発行累計250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB クラウドサービス コンサルティング システム データ解析 デジタル化 ナレッジ ヘルスケア リハビリ リハビリテーション 医療 医療機関 支援 株式会社 治療 蓄積 解析 診療 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

戦略×DXコンサルティングファームの「グロービング」が「パーソルグループ」と資本業務提携
2023年2月9日、グロービング株式会社は、パーソルクロステクノロジー株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 グロービングは、戦略コンサルティングやDXコンサルティング事業を展開し…
枝もの定期便「SiKiTO」を展開する「TRINUS」が資金調達
2025年10月24日、株式会社TRINUSは、資金調達を発表しました。 TRINUSは、枝もの定期便「SiKiTO(シキト)」を展開しています。 四季を感じる枝ものを市場から直接届けるサブスクリプシ…
CFOコンシェルジュ・サービス「資金調達サーチエンジン」β版がローンチ
2019年7月18日、株式会社BIZVALは、「資金調達サーチエンジン」のβ版を同日にローンチしたことを発表しました。 「資金調達サーチエンジン」は、スタートアップや、M&A投資を検討する事業会社、V…
【奨励金24万円】「職場内障害者サポーター事業」2024年度10月養成講座開催
公益財団法人東京しごと財団が実施している「職場内障害者サポーター事業」における養成講座と奨励金のご案内です。 「職場内障害者サポーター事業」養成講座では、障害者の職場定着を支援するために必要な知識・ノ…
管理職向けコーチングサービスを提供する「mento」が16億円調達
2025年4月16日、株式会社mentoは、総額16億円の資金調達を発表しました。 mentoは、管理職向けコーチングサービス「mento(メント)」を開発・提供しています。 中間管理職に寄り添い、社…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集