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デジタルマーケティング支援を展開する「ULTRA SOCIAL」が1.3億円調達

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2024年10月1日、ULTRA SOCIAL株式会社は、1億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、SBIインベストメント株式会社です。

ULTRA SOCIALは、TikTokの立ち上げ期を経験したメンバーを中心に設立されたマーケティング企業です。

マーケティング支援事業、クリエイタープロダクション「Cue’s」の運営、TikTok LIVE ライバープロダクション「DADA」の運営などを手がけています。

また、ブランド向けに、興味喚起型ECモデル「インタレストコマース」を提供しています。TikTok上の広告のほか、独自で育成したクリエイターにより商品紹介に特化したライブコマース中心のメディアをTikTok上で運営し、商品購買へとつなげるソリューションです。

さらに、2024年8月に、デジタルヒューマンソリューション「Spaike」の提供を開始しました。24時間365日、SNSや店舗で稼働し、マーケティングの革新や業務効率化を実現します。

今回の資金調達により、「Spaike」の販売加速、「インタレストコマース」の領域におけるTikTok Shopの日本展開に向けたアセット構築などを進めます。


デジタルヒューマン(バーチャルヒューマン)は、フォトリアルな3DCGや生成AIを活用して作られた人間そっくりのデジタルキャラクターです。人工知能、音声合成、動画生成、音声・画像認識、自然言語処理などの技術が組み合わされ、人間のような言動を実現し、多様な分野で人間の役割を代替することが期待されています。

たとえば、エンターテインメントや広告業界ではモデルや俳優の代わりに、また小売店やECサイトでは接客スタッフとしての活用が見込まれています。デジタルヒューマンを導入するメリットには、人件費の削減、精神的負担の大きい業務の代替、理想的なキャラクターの採用、人間特有のトラブル防止などが挙げられます。

近年、デジタルマーケティングの領域では、動画やライブ配信を活用したマーケティングが注目されています。とくにECの領域では、インフルエンサーを起用したマーケティング・プロモーションが効果的とされています。

ULTRA SOCIALは、この動画やライブ配信を活用したマーケティングにおいてデジタルヒューマンを活用し、次世代マーケティングのリーディングカンパニーとして成長することを目指しています。

企業・事業の大きな成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
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